ロンサム・デイズ

鈴木4

学さん 今年初の学さんだ。バックを固めるのはマスターをはじめ岐阜の精鋭ジャズメン。 100%安心して聴けるメンツである。レギュラーライブを楽しむためにはどうしたらよいか? 簡単である、そこにいるだけでよい。肩肘張らずに、カウンターで杯を傾けていると自然に音が体にしみ込んできて 楽しい夜になる。オープニングは「sippin' at the bells」、今日も学さんのテナーは心地よい。マスターがこんなことを言っていた。 「巧い人は、どんなに吹いても音が刺さない」と。学さんの音もそうである。包み込まれるような感覚というのだろうか。 きっと学さんのテナーはヒトの体液と同等の浸透圧を持っているに違いない。その証拠に2曲目の「how deep is the ocean」 が始まったころには僕のカラダは学さんのテナーの音で満たされていた。その沁み込む速さといったらビールより数段速い。 まさにアイソトニック・テナーだ。3曲目の「peace」は、8小節−2小節の10小節で回っていく変わった曲らしい。 素晴らしいバラードでまさに鈴木ワールドの真骨頂。マスターのブラシも冴え渡る。 1セット目のラストは「marching man」という鈴木さんのオリジナル曲で、前回聴いて一発で気に入ったナンバーである。 勇ましいマーチのリズムに何となく背筋も伸びるし手足も動く。ちょっと居住いを正して聴いてしまう曲だ。

小森さん 休憩タイムにいつもの如くママさんやまっちゃんと「アホ」な話に華を咲かせていたら、フッとリクエスト曲が思い浮かんだ。 この天から降ってくるような感覚は大切にしなくてはならない。リクエストは考えたり、前もって準備するものではなく、 「フッ」と湧いて出るものだというのが僕の持論である(んな大げさなものではないけどね)。 「フッ」と飛び出したのは「lonesome days」だった。学さんのオリジナルで、彼が「lonsome」だった頃の名曲である。 もちろん今はご結婚されて「lonesome」では無い(と思う)。昔を思い出して吹いていただきたい。 さて2セット目の1曲目はジョー・ファレルの「ARAB ARAB」。そして2曲目に「lonesome days」をやてくれた。 この曲にリクエストをしたのは僕が初めてらしい。鈴木さんがビッグになって「lonesome days」に星の数ほど リクエストが入るようになったら自慢しよう。ジミー・ヒースの「for minors only」で2セット目終了。 ジミー・ヒースは僕の大好きなベーシスト「パーシー・ヒース」の弟さん。久々に名前を聞いて懐かしくなった。 さて今日はライブ終了後、珍しくかなり長い間、ミュージシャンたちがカウンターで飲んでいた。 マスターを交えて面白い話がボンボン飛び出す。いわゆる業界裏話というやつだ。残念ながらここにはとてもじゃないけど 書けない。まだ当分五体満足で生きていたいからだ。興味がある方は、一度BAGUに足を運んでみて下さい。 ただしそこで聞いた話は口外厳禁ですぞ!さもなくば後頭部に縫い目を作ることに・・・・。

学さん 飯沼さん
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