ワールドカップ開幕!

小森さん

飯沼さん ワールドカップが開幕してから初めてのBAGUライブ。昨年の某月某日、BAGUにFIFAの使者がやってきて猿渡さんとの間に こんな会話が交わされていた。

FIFA   「プリンス猿渡、今日はWCの日程の件でご相談にあがりました」
猿渡さん 「BAGUのライブの日は、日本戦は入れてくれるな!希望はそれだけや」
FIFA   「プリンス猿渡、それはちょっと厳しいです」
猿渡さん 「タダとはいわんぞ(ニヤリ)」
FIFA   「と申しますと?」
猿渡さん 「2006年ドイツ大会の開会式で演奏したげるがね。僕が」
FIFA   「・・・・」
猿渡さん 「よっしゃ!商談成立!ママー、ビール2つ。」

この事前協議はあまり公になっていないようだが、1次リーグの日本戦は見事に水曜日を外れている。 決勝トーナメントも準々決勝までの日本がからむ試合はすべてBAGUライブ以外の日である。 これで晴れてワールドカップとBAGUの両立が可能となった。

さて、今日は珍しいトリオだ。ホームページを立ち上げてからこの組み合わせは初めてである。 ありそうで無かったこのトリオ、楽しみである。小森さんは珍しく長身を椅子に横たえての演奏で、 いつもよりリラックス。勝手知ったるいつものメンツ、曲も何も決まってない状況でライブがスタートする。 小森さんのMC(これも珍しい)を経てブルージーな「things ain't what they used to be」が演奏された。 弾き倒す前の肩ならしといった感じか、ちょっと押さえ気味?バラードで演奏されることが多い 「old folks」が次の曲だったが、小森マジックでボサノバに仕立てあげられた。今日はギタートリオということで 小森さんの負担が倍増している。ギターはピアノと並んで「リズム、ハーモニー、メロディー」ともに表現できる トータル楽器である。小森さんもカンペイさんと役割分担したり、サックスの学さんや、斉藤先生のバックをでリズムを 刻むことが多いわけだが、今日はお一人ですべてをこなすことになる。万能ギタリストとしての小森さんが存分に楽しめるわけだ。 もちろん飯沼さんや、マスターも臨機応変に小森さんとその役割を分かち合う。ギタートリオは面白い編成なのだ。 続いては再びエリントンナンバーで「cotton tail」、フューチャリング飯沼さんだ。 小森さんもだんだん攻撃的になってきてこれからがお楽しみである。「this could be the start something big」、 エリントンに続いて有名なベイシーナンバーの登場。4月に岩見淳三さんがやはりBAGUで今日と同じ編成で演奏している。 軽快にスイングするこの曲、小森さんにかかるとどう料理されるのか・・・。メリハリのあるギターで疾風の如く駆け抜ける小森さん。 マスターも入魂のソロで盛り上げる。これは「また聴いてみたい1曲」となった。

マスター 1セット目の最中に続々とお客様がご来店。しかも驚いたことにミュージシャンばかり・・・。こういう日も珍しい。 まずはサックスの渡辺先生が御夫婦で。そしてドラムの鈴木学さんがお一人でフラッと。更に美濃の「アンジェロ」のマスター (ピアニスト)がやはり彼女とやってきた。みな2セット目の飛び入りを狙っての来店か・・・。 珍しく僕や大井さんなど一般リスナーが劣勢にたたされている。さて2セット目のオープニングはブルースである。 早速、ドラムに学さん、そしてアルトサックスに渡辺先生が入る。2曲目はまたトリオに戻り「alone together」。 リズムバッキングにソロにと縦横無尽のギターワークを見せてくれる、こんな小森さんは親方以外のときはなかなか見られない。 マスターのタイコも抑制が効きながらも感情のこもったブラシでバックアップ。いいトリオだ。 さて、次はいよいよ小森さんのオリジナル曲。題名はまだ付いていないらしい。「さわやかな i remember clifford」といった感じの 非常に耳に残るメロディアスなナンバー。例によって息の長いソロで徐々にヒートアップしてゆく。ギタリストは「ブレス」は必要ない はずだが、小森さんがソロフレーズをまわしている最中のそれは、ブラス奏者の息使いに似ている。果たして呼吸をしているのだろうか? 熱いライブもあと一曲となった。最後は「secret love」をボサタッチで披露。親方小森さん、これからもちょくちょく登場して欲しいものである。 ライブ終了後は遊びにきたミュージシャンと本日のトリオでかなり盛り上がっていた。残念ながら今日はアンジェロの古田さんのピアノは聴けなかったが、 いつかきっとアンジェロにライブを聴きにいくことになるであろう。その時も、ギターは小森さんに違いない。

渡辺さん マナブさん
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