ジャズ meets クラシック

鈴木学カルテット
さて、この日がやってきた。クラッシックとジャズの邂逅!BAGUでは初の試みだ。 ただしクラッシックが演奏されるわけではない。クラッシックをなりわいとするプレーヤーが ジャズにチャレンジするという趣向のライブである。サックス奏者「遠藤宏幸」さんは、岐阜出身で 、学生時代にブラスバンドで活躍後プロの道へ。BAGUへも何度かお客さんとして来店していて 猿渡さんとの談笑を重ねるうちに「じゃあ、うちでジャズやってみる?」という話になったようだ。 僕もちょっと前に一度店でお会いしている。大きな体に柔和なお顔、朗らかな笑いはおおらかな性格を あらわしている。名前も「ヒロユキ」とジャズメン向きだ(また紛らわしい名前のプレーヤーが現れた(笑))

first set

1.for minor's only
2.old folks
3.formosa (original)

second set

1.i wish i knew
2.sonnymoon for two
3.lonesome days (original)
4.cantaloop island
飯沼さん
このお二人は、もはやハウスプレーヤー!

学さん
学さん、フルート初披露!
おーーっと!フルートだ。
前半10分、いきなり見所がやってきた。好調のテナーに替えて鈴木監督はフルートを起用。 曲は「old folks」だ。曲想にビッタリはまる好采配にスタンドのサポーターは静まり返った。 (どうしても、まだサッカー引きずっちゃうなー。今月はゆるしてね) そういえば、学さんはベッカムヘアーである。しかしこれは半年前から独自の判断で行った もので決して時流に乗ったわけではない。「ベッカムが俺のマネをした!」と言わんばかりに 「本家ソフトモヒカン」を主張していた。しかしながら店内はもちろん大爆笑!

Jazz meets Classic
さて、遠藤さんの初演は学さんのオリジナル曲「formosa」から。欧米では「台湾」のことを 「麗しの国(フォルモサ)」と呼ぶ。学さんが台湾を旅した時のイメージで書いた曲だ。 きれいなアンサンブルの一翼を担った。ちょっと緊張気味か巨体がカチコチになっていたような気が。 続いての登場は、やはり学さんのオリジナル「lonesome days」。ジャズの現場の雰囲気にも慣れて ソロで印象的なテーマをブロー。だんだん調子が出てきた様子。そして「cantaloop」ではいよいよ アドリブソロを取る。綺麗な音使いはさすがにクラシック奏者。しかし泥臭さと雑さが欲しいところ。 でもよく勉強していることは確かである。後で聞いたらクラッシック奏者の中には譜面通りにしか 吹けない人も少なくないという。コードの概念がないらしい。
遠藤さん
クラッシック代表、遠藤さん

猿渡さん
本日は久々の悪代官!
マスターは終了後、遠藤さんに声をかける。「まー、これで一回やったで今度は自分のバンド作って出やー」と。 「とんでもないっすよー」と笑っていたが、静かに闘志を燃やしているに違いない。この日は、遠藤さんの応援に いろんな人がかけつけていた。まずは松栄堂で働いているという同級生。そして偶然にも今日はマスターの弟子で 寺井尚子さんの元付き人「サトちゃん」が遊びにきていた。そしてサトちゃんは何と遠藤さんの高校の後輩であった。 演奏が終わってからではあるが、遠藤さんを慕うトロンボーン奏者たなパチくんも駆けつけて店内は大賑わい。 遠藤さん、次は自己のバンドでクラッシックぽいやつも聴かせてくださいね。BAGUに戻ってきてくれる日を 楽しみにしています。


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