Hooray For JASRAC!!

泉さん
泉隆カルテットといえば、BAGUのレギュラーライブのかなでも最もリラックス度の高いバンドである。 今日もBAGUの扉を開けた瞬間、カルテットの面々がカウンターに横一列に並んで、各々グラスを傾けながら おしゃべりに興じていた。左から泉さん、飯沼さん、カンペイさん、マスターと順番まで決まっている(?)。 この状態から、いつの間にか演奏に移っていくのだ。そのタイミングは談笑が一段落した瞬間で、みな「あうん」の 呼吸でステージに上がってゆく。ゆえにこのカルテットの場合、演奏開始時間は流動的で話が盛り上がればそれだけ 演奏が後ろにずれこむことになる。そしてこの日は、ある珍客が現れたため、1セット目はトークライブと化した。 途中、来店したのは初めて見るおば様。彼女はジャスラック(JASRAC:日本著作権協会)の関連会社の人で、 「今日は、調査のためこの店の演奏を録音させて頂きます」という。事前アポももらっており、BAGUはしっかり 著作権料も払っていて協会に対してやましいところは全くないのでマスターは渋々ながら録音を承諾した。 おば様は、録音機材であるDATの録音ボタンだけ押して、そのまま「次の店がありますから」と言ってすぐ帰ってしまったが、 そこから延々といわゆるJASRACネタで大盛り上がりとなったのだ。しかも皆これみよがしにマイクに向かって 話していたため話の内容はすべてJASRACが準備したDATに収録されている(笑)。

first set (talk only)

1.talk about Jasrac - take 1
2.talk about Jasrac - take 2
3.talk about Jasrac - take 3

second set

1.harlem blues
2.there will never be another you
3.you don't know what love is
4.night in Tunisia
飯沼さん&カンペイさん

泉4 「せっかくJASRACが録ってくれとるで演奏したるか!」。今日はマスターのこんなジョークが 演奏スタートの引き金となった。いつものリラックスぶりは変わらない。さらにミュージシャンというものは 「録音されている」状況だと若干気持ちのはりが違うようだ。たとえそれがJASRACの調査用の録音だと してもだ。いつもよりスリリングな面白いセットとなった。実はこのセット、ジャスラックの影に隠れて僕も ひそかに録音していたのだが、あとで聴き返しても「かなりイケてる」。

さて、本日の録音テープはいったいどのような調査に使われるのだろう。この道?十年という4人のベテランミュージシャン にして「こんな録音に出くわしたのは初めて」といわしめたこの珍録音、JASRACの巨大な倉庫に 全国のクラブのワンシーンが眠っているのだろうか・・・。そう考えると勿体ない話で、是非何かの機会に世に出してもらい たいものだ。もちろん全国のミュージシャンの「生の声」もノーカットで。 猿渡さん

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