真夏のユカピー・フェスタ at BAGU

赤坂由香利トリオ

今年もユカピーが岐阜にやってきた。ユカピーといえば、名作「雨物語」に代表されるように 「雨」にまつわるエピソードが多い。ところが今回のツアーはまったく逆となる。 彼女が名古屋入りした7/20(土)、東海地方に梅雨明け宣言が出され、いきなりの猛暑となった。 そう、今年の夏はユカピーが運んできてくれたのだ。祭りにふさわしい季節のなか、 夜になってもなお暑い熱帯夜の柳ヶ瀬で、静かにユカピーFestaの開幕を待つ。このライブは僕に とってはさながら、待ちこがれ地元の「夏祭り」である。祭り会場はもちろんBAGU。 勝手知ったるホームグラウンドで演奏を待つ間に楽しんだ1杯の生ビールは、外の暑さも手伝って、 いつもにも増して格別な味わいとなった。今日の祭りには、「いつもの」あるいは「初めて」のユカピー ファンが大勢集っていて、顔ぶれを確認しながら挨拶をしているだけでも楽しくなってくる。

文字通り「summertime」で夏祭りは開幕した。お馴染みの曲、そしてオーソドックスなトリオ演奏、 静まりかえる店内、立ち上がりは上々だ。ユカピーがテーマを弾きおえた時点で、僕らは初めてステージに かけ声と拍手を送った。北さんのスリリングなソロでこのオープニング曲がグッと引きしまる。 マスター、ユカピーのバースチェンジを経て、満を持して第一声が店内を駆け巡った。 「summertime 〜♪」、ユカピーの粋な「ご挨拶」を受け取った瞬間、ステージ以外は目に入らなくなり、 1stステージを通して時間の感覚もなくなっていた。まさに「祭り」の魔力? 2.は「来年もまた岐阜に帰ってきまーす」という予告、そしてブルージーな 3.は「柳」を「柳ヶ瀬」と 読み替えれば、とたんに身近な歌になる。極端に独善的な解釈をしながら1セット目を楽しんだ。 クライマックスは 6. 本日初めてのCD収録曲だ。初めてのお客様もフルコースに近い1セット目を聴いて ユカピーの魅力にはまったに違いない。


first set

1.summertime
2.i'm coming back again
3.willow weep for me
4.body and soul
5.speak low
6.you'll never know
7.let's stay together
北川さん
岐阜の黒幕こと北川さん

second set

1.street life
2.paradise cafe
3.love for sale
4.tears in heaven
5.this masquerade
6.bag's groove
7.autumn leaves
8.mista
猿渡さん
柳ヶ瀬のプリンスこと猿渡さん

赤坂3
ユカピー&岐阜ジャズメン
皆様、遠方からご苦労さまです!
1セット目が終わり、周りを見渡すと、ほぼ満席状態であった。 みっちゃん、山下さん、しげぞうさん、岐阜のおっちゃん夫妻、CCさんご一家、 大野先生、ウメ(ゆかり)さん、福井のヤギちゃん、ジェイムスさん、山本先生、 リーベ、ニュースタ・・・etc、ユカピーを取り巻く面々が今日もそろっている。 岐阜に泊まる人、そのまま帰る人、翌日休暇の人、朝から仕事の人、様々だ。 ユカピーライブでしか会わない、なんて人もいる。いや、逆だ。ユカピーライブに 来ると必ず会う、これが正しい。打ち上げで、そういった人たちと情報交換するのも このライブの楽しみ方のひとつだ。

2セット目は、いきなりユカピーの代表曲でスタート。 そして 2.は、お客様からのリクエスト。マスターのドラム発表会でも活躍してくれたキーボーディスト渋谷さんが リクエストの主である。まさに的を得たリクに、マニロウのリアルタイム世代である僕は大感激! その後も、クラプトン、レオンラッセルといった馴染み深いロックミュージシャンの曲が続き、同世代のみっちゃんとニコニコしながら 聴き入っていた。さて、祭りも佳境に入ってきた。6. のブルース、季節外れの枯葉を演奏してひとまずクロージングテーマである「billy boy」の出番。 ラストを飾るアンコールは何かな?薄々わかっていながらも、待ち遠しいものだ。僕とみっちゃんの予想は同じ曲で、見事にビンゴ! これは簡単な問題だった(笑)。
ユカピー
MC ユカピー
ユカピー
集中 ユカピー

ここで祭りが終わったと思ったら大間違いで、実はBAGUのライブはこの後、楽しい「打ち上げ祭り」が待ち受けているのだ。 かつては、この打ち上げの席、ユカピーがXXXで△△△してしまったという武勇伝もしっかり語り告がれている。 今日は、ユカピーのお気に入りであるBAGU名物「スル天」が大量に振舞われた。「スル天」というのは いわゆる「スルメの天ぷら」であるのだが、素材と製法が独特で、なかなかよそでは出せない秘伝の味となっている。 ビールのつまみとしては、これ以上無いというくらいベストマッチでもちろん僕も大好物。 ユカピーも「今日のギャラはスル天1年分でいい!」というくらいの大好物。ユカピーはワインを飲みながらスル天を ほおばっていた。猿渡さん、北川さんも絶好調!各人各様の思い出楽しんだ今晩のユカピーFestaも午前2時を過ぎ、 打ち上げが終了した時点でお開きとなる。遠方からお越しの山下さん、しげぞうさんも最後まで付き合ってくれて面白い 話を一杯聞かせてくれた。感謝である。 やはり地元でのユカピーライブは格別だ。祭りとは、楽しければ楽しいほど反動が大きいもの。 ちょっとだけ寂しい思いを胸に宿しつつ翌日に備えて眠りについた。
スル天
ユカピーの大好物「スル天」とはこれです!
トリオ記念撮影
記念撮影。みなさんかなり出来上がってます。


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