ミュージシャンの惑星直列

斉藤さん

今日は、猿渡さんが大変なことになっている。「足の腱鞘炎」というやつだ。 びっこを引くその姿は痛々しいことこの上ない。これはドラマーの職業病らしく、2年前にも患っているとのこと。 ホントにひどい時は、痛み止めの注射をうってステージに上がるわけだが、この効き目が切れた時に 痛みが倍になって返ってくるらしい。「たいていのドラマーは、手から足から体中全部やっとる!」と言って笑っていたが、 結構辛そうだ。

今日はそんなマスターを援護するかの如く、様々なお客様がいらっしゃっていた。 しかも殆どがミュージシャン。何ヶ月かに一度、こういう日がやってくるのだ。 そう、何の申し合わせもなくミュージシャンが続々と来店する「ジャズメン来店の特異日」とでもいうべき日。 まさに今日がそうだった。当然ながらワンセット目は「オリジナル」カルテットで演奏。 今日のマスターはシップ薬で腱鞘炎を抑えている。しかしながら、腱鞘炎をまったく感じさせない演奏にビックリ。 さすがはプロである。


first set

1.gentle rain
2.our love is here to stay
3.lover man
4.the night has a thousand eyes
斉藤4
これが正式メンバーです

カンペイさん&飯沼さん
お馴染みのコンビです

second set

1.it could happen to you
(tujimura-san(ds) fujisima-san(b))
2.ther is no greater love
(tanaka-kun(b))
3.old folks
4.recorda me

2セット目は、まさに百花繚乱、アマジャズメン目白押し(大げさ過ぎですが)。まずは、ドラムの辻村さん。 これは足を患っているマスターからすると非常に強力な援軍だ。辻村さんはマスターのお弟子さんで、あの由川さん 率いるインプロヴァイズのメンバーでもある。昨年のドラム教室発表会ではカンペイさんとも共演をしており、 来る15日にも羽島方面でカンペイさんとライブをやると聞いている。1.ではオーソドックスなスタイルで余裕の ドラミング、カウンターで聴いている師匠猿渡さんは「上手いなー!まー師匠がえーでなー、彼の場合。ガハハハハッ!」 と自画自賛。

辻村さん
助っ人、辻村さん

辻村さんと同じく、飯沼さんに代わって1.に加わったのは藤島さん。僕は始めてお目にかかる人である。 カンペイさんのお知り合いのようだ。斉藤先生に促されてかなり長いソロをとっていたが、かなりの腕前。 マスターもビックリしていた。新飛び入りプレーヤーの誕生だ。続いて僕のお気に入りの曲である2.で登場したの はお馴染みBAGUのハウスベーシスト田中領くん。そういえば、前回の斉藤先生の時も顔をだしてくれたっけ。 彼は、整形外科のお医者様である。マスターが「おい!腱鞘炎の時はビールのんだらあかんのか?」とタイムリーな質問を 投げかけた。「まあ、ほどほどに・・・」と苦笑いの領くん。そりゃそうだ、そうとしか答えられないよね、この場じゃ(笑)。 メンバーが元に戻って、素晴らしいバラード4.を演奏。カンペイさん、お酒が廻ってかなり絶好調になってきた。 そしてラストは、うーん浦田さんと聴き比べてみたい!テナーマンの憧れ、ジョーヘンダーソンの名曲でビシッと締めた。 この日は斉藤先生と同じくSJC(岐阜市の社会人ビッグバンド)で活躍するバリトンサックスの林さんが聴いていたが、 飛び入りはなかった。このように偶然集ったミュージシャンも、明日からまたそれぞれの舞台に散り、それぞれの音の追求が始まる。 次の「ミュージシャン惑星直列」はいつか?こればかりはいくら軌道計算しても算出不可能だ。そして、そこが面白い。

領くん
第二ベーシスト、領くん
藤島さん
第三ベーシスト、藤島さん


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