想ひ出のオ・モ・キ・ン

由川さん

久々の由川さんである。オープニングはBAGUに因んで1.のブルースを。実は由川カルテットはブルースを オープニングに持ってくることが多いのだ。今日は1曲目からカウンターのお客様が盛り上がっていた。 2曲目は正式タイトルを誰も知らないという珍しい曲だ。この曲の正体はかつての金曜ロードショーの テーマ。ピアノの岩田さんが記憶の彼方で眠っていたメロディーを譜面に起こしたもので、いわば彼の発掘曲だ。 僕は勝手に「想い出の金曜ロードショーのテーマ」、略して「オモキン」と呼んでいる。 この曲は僕にとってっもBAGUに通い始めたころに感銘を受けた文字通り「想い出」の曲なのだ。 由川さんを前面にフューチャーして、静かに奏でられたのはロジャース−ハートの美しいラブソングだ。 そしてガラリと趣を変えて4.は8ビートの激しい曲。中野さんの8ビートを初めて聴いたような気がするが、 これがなかなかカッコよい!この曲、バランス的には中根くんに是非エレベを弾いてもらいたかったなー。

5.でkankoちゃんが登場し、バンドの雰囲気がガラリと変わる。まずは粋なスタンダードで肩慣らし。 実は最近、名古屋の某ジャズクラブで彼女とばったり会ってちょっと話をしたのだが、 そりゃあもうよく勉強している。歌に対する情熱は本物だ。そんな研究熱心な彼女は6.の歌詞に自分によりしっくり くる独自の解釈を施して披露してくれた。7.はもちろん「イパネマの娘」だが、女性が歌う時は「少年」で 歌われることが多い。英詩は「娘」同様、ノーマン・ギンベル。

 ♪Tall and tan and young and handsome 〜 (背が高く、小麦色で、しかも若くてハンサム〜)

残念ながら僕はひとつも持ち合わせていない。でも昔は「young」だけは持っていた(笑)。


first set

1.bag's groove
2.omo-kin
3.my romance
4.careful
5.time after time (vo)
6.spring can really hang you up the most (vo)
7.a boy from Ipanema (vo)
岩田さん
久々の「おもきん」演奏中!

kankoちゃん
リクエストに応えてくれました!

second set

1.autumn leaves (b : tanaka-kun)
2.old folks (p : kanpei-san)
3.someone to watch over me (vo)
4.lullaby of birdland (vo)
5.misty (vo)
6.taking a chance on love (vo)

1セット目途中で、ベースの田中領くんがフラリと遊びにやってきた。 そして当然のように飛び入りである。直系の後輩中根くんに代わり、季節ものの1.で気持ち よさそうに弦を弾く。そして曲がエンディングを迎えた瞬間、今度は何とカンペイさんがご来店! 一杯飲む間もなくステージにひっぱりこまれていった。岩田くんに代わりピアノへ。ベースはそのまま 田中くん。そういえば、先週も同じ光景を見たような、見なかったような・・・。 カンペイさんは、岩田さんの譜面を覗き込んで

  「丁度、オールドフォークス開いてあるで、これやるわ」

実にカンペイさんらしい選曲方法。そのままいつものリリカルなピアノで酔わせてくれる。 どんな不意の演奏でもきっちり結果を出すあたりは、さすがBAGUのエース級プレーヤー。 この演奏の最中にバーテンのまっちゃんにリクエストカードを渡した。 そしてそのままそれが次の曲となる。僕は、優しいギターに包まれながら、バースから丁寧に歌ってゆく時の 2人の雰囲気が結構お気に入りなのだ。5.も1セット目にカウンターのお客様から入ったリクエスト。 しかし残念ながらその「主」は既にご帰宅。僕らはその「主」の代わりにこの日本で最もよく演奏される 日本人が一番好きなスタンダードを楽しんだ。果たして今晩日本中で一体何回演奏されていることであろう。 ラストはお約束と言ってもいいだろう。Kankoちゃんの十八番中の十八番でゲームセット。

今日はカウンターで、応援する猿渡さん。まだまだ腱鞘炎に苦しんでいる。明日は整体治療を受けるらしい。 本当は安静にしているのが一番の薬なのだろうが、いかんせん売れっ子ドラマー、オフというものが なーかなかとれない。とにかく早く治してもらって、足を気にせず思う存分叩いてもらいたいものだ。

カンペイさん
ゲストその1、カンペイさん
田中くん
ゲストその2、田中くん


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