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えー、めでたい事というのは重なるものでして・・・。今日はマスターのお誕生日である。まずはめでたい!そうそう、昨年の今日、真夜中にニューヨークの俊三さんから バースデーコールが入ったことを思い出した。しかし今年のマスターは腱鞘炎で苦しんでいる最中だ。 「なーんもめでてーことなんかあらへん!足はいてーし、酒は飲めんし・・・」と言いつつも皆からの祝福に結構喜んでいた。そしてもうひとつ。ドラムの水野昭美ちゃんがいよいよ教員試験に合格したのだ。 今日は同じく合格を果たしたお友達と二人で遊びに(演奏に)来ている。これで来春からの「副業」が正式に決まったことになる。 えっ?本業は何だって?もちろん女性ドラマーが本業です(笑)。ついでと言ってはかわいそうだがもうひとつ付け加えておこう。 水曜バーテンのまっちゃんがさりげなく就職内定をもらっていた。てっきりBAGUのバーテンを本職にすると思っていただけに、 ちょっとビックリ。彼が来年からスーツを着て会社に通う姿がどうしても想像できない。でも客として会社の先輩などを連れて BAGUにやってくる日もいずれやってくるだろう。 というわけで、今日はマスターが療養のため演奏をパス。とりあえず昭美ちゃんが叩くこととなった。 このところBAGUで他流試合の続いている彼女だが、ギターのバックは難しい。 ドラムはいとも簡単にギタリストを抹殺できてしまう楽器だ。大き過ぎず、小さ過ぎず、微妙なドラムワークが要求されるのだ。 そしてこのカルテットは遊び心も存分に持ち合わせていて、いろんな仕掛けも多い。みんながそれにしっかり呼応することによって とんでもない好演が生まれることもしょちゅうで、プレーヤー自身が「やっていて面白かった」という言葉を漏らすこともしばしば。 そんなバンドで猿渡さんの代役というのはホントにいい経験になるであろう。 |
first set1.i hear a rhapsody2.the day of wine and roses 3.lover man 4.blues |
![]() ピアノも弾きます(笑) |
![]() 泉さん、相変わらず渋いな〜 |
second set1.happy birthday dear sawatari-san2.i love you 3.alfie's theme 4.old folks |
ところが、1セット目を終えてカウンターに戻ってきた彼女はかなりへこんでいた。 思うように叩けなかったのだ。そりゃ、このバンドじゃ仕方ないよ!と僕は思うのだが・・・・。 挙句の果てこんな発言も飛び出す始末。 「ダメです。おとなの世界にはついていけません〜」ふむふむ確かにギタートリオは大人の世界だ。 そして2セット目を固辞する彼女を、みんなてんで勝手な励ましでステージに送りだそうとする。 「皆やさしいおじさんばっかりだから、練習と思って行ってこやー」「誰がおじさんやー!」(この発言の主はミュージシャンに怒られました) 「誰も聴いとらへんで、心配せずに行ってこやー」 「コラッ!何ちゅーこと言うんや」(この発言の主はマスターに怒られました) 「これも試練、皆やろうって言ってくれとるで行ってこい!」 最後はマスターの言葉に押されて再びステージへ向かう水野さん。そして2セット目が始まった。 3.では、なんと曲の途中でカンペイさんがドラムに歩み寄り、昭美ちゃんに代わってセットに座った。 そして、おもむろに叩きだしたではないか。この人はホントに凄い!ピアノ、ベース、ドラムと何でもこなすマルチプレーヤー。 味のあるカンペイドラムで世にも珍しいギタートリオが聴けた。カンペイさんはさりげなく昭美ちゃんに身をもってドラム の歌心を伝えているのだ。やさしい(?)おじ様たちに囲まれて、これからも大人の世界にどっぷりつかっていくであろう彼女。 今月末、自己のバンドでどんなタイコを聴かせてくれるか楽しみになってきた。 |
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![]() 大人の世界に興味深深? |