君が胸を焦がすから・・・

Music Hour

ジャズではありませんライブ 第2弾!
BAGUに新風を巻き起こした「内野裕夫と愉快な仲間たち」が、「Music Hour」として帰ってきた。 残念ながら僕がBAGUに到着したのは最後も最後でアンコールの最中。 結局、内野さんのご好意により当日の模様をおさめたビデオをお借りして、異例のビデオライブ鑑賞とあいなった。 上演は土曜の晩。風呂上りに缶ビールを空け、コンビにで買った「砂肝ピリカラ揚」をつまみながら超リラックス状態で 再生ボタンを押す。 ビデオに映るBAGUの光景・・・さすがに最初は違和感があったが演奏が進むに従ってグングンのめりこんでいった。

さてこのバンド「ジャズではない」と断り書きがついている。しかし、世の中には「ジャズではない」音楽の方が圧倒的に多い ということを忘れてはならない。そういう意味で「Music Hour」は巷に溢れる「ジャズではない」音楽を全て網羅 しているといったほうがピッタリくるのだ。バンド名に冠せられた「Music」は伊達ではない。 今日は猿渡さんも「サルピー」という芸名(?)でこのバンドに参加。4ビートを完全に封印して、1時間半8ビートのロックドラムで通すという 珍しい光景を見せてもらった。ステージ後方の暗がりで、熱くステディーにリズムを刻む今日のマスター。姿は見えないがなかなかカッコイイ。 そしてリーダーの内野さんも今日は客席に背を向けてキーボードを演奏。前回とは逆で完全にバックに回りつつも、 いろんな音を駆使して非常に厚いサポートを繰り広げる。今日はこのおじ様二人のビクともしない強固なリズムの上で若いフロント陣が のびのびとパフォーマンス。非常に余裕のある安心して楽しめるバンドだ。

オープニングは非常に耳に残るギターサウンド。Shingoの小気味良いフレージングに乗りながらステージでは臨戦態勢が整ってゆく。 つかみはクラプトンの2.。ハハハッ、見事にムンズとつかまれた〜!ある意味卑怯だ!さらにサザンとくる。この2曲で恐らく全ての 世代、全ての人種の「つかみ」に成功したのではないか。しかしBAGUのお客様はこと音楽に関しては海千山千のつわものが多い。 それを見越してか、もの凄い変化球が投じられた。マントラよろしく厚いコーラスで熱唱された4.だ。これでほぼ店内の地ならしが完了。 この先に「Music Hour」の濃〜い世界が広がってゆくことになる。

彼らは皆バンドの中での役割を持っている。屋台骨を支えるPapaとHideki。リーダーPapaはフロントに常に目を光らせる。 アイドル役はYu−Ki。対照的にコワモテ役のShingo。2枚目役にはA.J.とLover Boy。そして3枚目役のNakky。 街でこの7人に出くわしても決して仲間同士とは思えないような、てんでバラバラに見える7つの個性が、 奇跡的に溶け合ってこのバンドの独特のカラーが生まれているのだ。ステージでは、前夜午前4:00までかかって完成させたという LOVER BOYのオリジナル(題名未定)がシャウトされていた。寝不足のせいか声がイイ感じに枯れている(笑)。 9.や12.などの絶唱系はピカイチ。MCの渋い声は前回「ご婦人」方にしっかり受けていた。 そしてしばらくナッキータイムが続く。徹底した3枚目ぶりに彼のプロ根性を垣間見た。 ワムの8.では何とソプラノサックスであの哀愁のイントロを忠実に再現。多芸である。 今が旬の11.はもうA.J.の独壇場だ。甘くよく通るボイスがしばし店内に響き渡る。 途中からコーラス用のアレンジが顔を出すなど、ミュージックアワー味に調理されていて楽しい。


こんなのやったり

1.オープニングテーマ
2.いとしのレイラ
3.ホテルパシフィック
4.トワイライトゾーン
5.オリジナル by "lover boy"
6.プリプリ・ナッキー
7.ぞっこんラブ
8.ケアレス・ウイスパー
9.???(ハードロック)

こんなのもやりました

10.ティアーズ・イン・ヘブン
11.大きな古時計
12.???(R&B)
13.ホテル・カリフォルニア
14.ジョニー・B・グッド
15.ミュージック・アワー
16.クロージング・テーマ
17.アンコール1(長良川)
18.アンコール2(乾杯の歌)

Shingo&Yu−kiのツインギターがもっとも栄えたのは9.、13.といったところ。 Shingoの実力は昨年の猿渡泰幸ドラム発表会で実証済みだ。今日はツインギターで分厚いサウンド を聴かせてくれる。ロック史に燦然と輝くイーグルスの名曲にして、そのギターソロは世界中のギター小僧に とって習得必須ともいうべき名フレーズのオンパレード。もちろん二人は余裕の完コピ!独自の音もおりまぜ ながらお馴染みのライブ用エンディングでピシャリと締めた。うーん、なつかし〜! 14.でガツーンと盛り上げておいて、このバンドのテーマといってもよいポルノグラフィティのナンバーで 最高潮に達したままエンディング。なかなかおいしい曲構成だ。 アンコールは、コーラスの魅力が存分に盛り込まれた演歌風(?)のオリジナルソング。 僕はこの曲の途中でBAGUに到着して、表で曲が終わるのを待っていたのだ。 生で聴いたからというわけではないが、これは今日のオリジナルのなかで僕のイチオシ曲である。 この土地の歌として是非とも世に出してもらいたい。そして・・・あっヤバイ!僕が入ってくるところが ビデオに映ってるぞ。最後の曲でご来店とは、なんとも間が抜けている。生ビールを注文した途端に わけもわからず「乾杯」の歌が始まりそのままライブ終了。 彼らは客を楽しませることに全神経を傾ける岐阜が誇るエンターテイメント集団である。 そんな彼らだからこそやっぱり生でそのショウマンシップに触れたかった、というのが正直なところ。 次回は必ず全編生で見るぞ〜と気合を入れてビデオの停止ボタン押した。

脇を見ると空の缶ビールが2本。ピリカラ揚げはとっくに無くなり、「おしんこセット」をポリポリ・・・。 今日は帰りの心配がいらないから楽だ。そのまま床につき気持ちよく夢のなかへ。しかし、何故か気持ちが 高ぶっていてなかなか寝付けなかった。

打ち上げ1
Papaさん熱唱中!
打ち上げ2
皆でスタンド・バイ・ミー


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