年初はやっぱり岐阜のジン

斉藤4

新年初ライブ!
年末の斉藤カルテットを欠席しているので、僕にとっては実に18日ぶりのレギュラーライブ。 12月とういのは、やれクリスマスだ、やれ年越しだのとどうしてもお祭りがらみのよそ行きのライブが多くなる。 今、祭りも去りやっと普段着のBAGUが戻ってきた。 しかもおあつらえ向きの純正岐阜じんバンド。馴染みのあるミュージシャンばかりの 新年初ライブにスペシャル並の胸の高ぶりを憶えた。

あれ?まっちゃんは?
BAGUに到着したのは、念入りにリハーサルをしている最中。 どうやら新レパートリーが披露される模様。斉藤先生の同僚であるベーシストの国島さんもカウンターに控えている。 いつもと変わらぬ水曜日の光景…、と思いきやひとつだけ違ってた。 バーテンのまっちゃんがいないのだ。雪だるまが溶ける季節にはまだ早い。どうしたのだろうと助っ人のナオキに聞いたら、 どうやら風邪をひいて寝込んでいるらしい。あんなに分厚いコート(夏でも脱げない)を年がら年中まとっていても風邪をひくことはあるんだなー。
記念すべき1曲目
記念すべき本年1曲目は、お得意の1.。力強い斉藤トーンが店内を駆けめぐる。 今日もエネルギーに満ち満ちた生気あふれる演奏だ。痛快なバップ曲の4.は新レパートリー。 疾風の如き過ぎ去ったあっというまの新年初セットだった。後半1.では、年末セッションでも活躍してくれたベースの国島さんが 飛び入り。今年も1発目からの参加で既に飛び入り常連となりつつある。2.はずっとリハーサルを重ねていた アンサンブルがとても気持ちよい曲。次回是非もう一度聴きたい。 3.はお馴染み小森さんのオリジナルで岐阜のジャズメンの間ではスタンダード化しているとても美しい曲。 タイトルはついていないが、「小森さんオリジナル」といえばいつでもどこでも演奏してもらえるはず。


first set

1.there is no greater love
2.all the things you are
3.my one and only love
4.half nelson
猿渡さん

飯沼さん

second set

1.body and soul (b : kunishima-san)
2.?????
3.komori-san's original song
4.bye bye blackbird

板さん登場
途中、フラリとやってきたのはマスターのタイコのお弟子さんで高級料亭「たか田八祥」にて板前修業中の佐藤くん。 僕はその時丁度、彼が作ったというイカの塩辛を食べながら焼酎を飲んでいるところだった。 さすがにひと味違う美味。更にお店で作ったおせちの中から昆布巻も持ってきてくれた。 これがもう絶品中の絶品で一口食べた斉藤先生が思わず、

  「何これ、ウマ過ぎ!家で女房にも食べさせたいので1切れ包んでもらっていいですか?」

と言ってたった一切れをお持ち帰りしたくらいの旨さだった。 その後、斉藤先生もかなり出来上がってきてディープな音楽の話に突入。

先生いわく

  「僕は、取り立てて綺麗なフレーズ、かっこいいフレーズが吹けるってわけじゃない。
   じゃあ何で勝負するかって考えた時、やっぱり音なんですね。それと気持ち。
   この二つは誰にも負けないって思ってやってるわけです」

まさにこの熱い気持ちが音に、そしてブローする姿に実にストレートに現れている。 僕はその熱さを期待して毎回先生のライブに足を運んでいるのだ。 今日はイイお話を聞くことができた。 ずり落ちるメガネも額の汗もおかまおなしで愚直なまでに演奏に専念する姿は回りのメンバーにも伝染するようで、 或る意味このバンドのカラーになっている。そしてそこが「スペシャルバンド」のゆえんでもあるのだ。 今年もますます脂の乗った大人の音で驀進すること間違いなし!

国島さん 小森さん


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