JAZZコミュニティークラブ BAGU

鈴木4

♪雨の降る夜は〜
それにしてもこの春は雨が多い。朝雨のなか出勤するのは少々気が滅入るが、仕事が終わって雨の 柳ヶ瀬に向うのはまったく苦にならない。「ぴちぴちチャプチャプらんらんらん」とまでハイにはなれないが・・・。

  「雨の降る夜は〜 心も濡れる まして一人じゃなお寂し〜」

ご存知、柳ヶ瀬ブルースの冒頭。柳ヶ瀬には意外と雨が似合うのだ。一人じゃ寂しい時、そんな時には浦田ライブに 足を運ぶことを強くお勧めする。今晩もBAGUは満員札止め状態で店内は凄い熱気。 濡れた「こころ」も即乾く!(笑)

コミュニティークラブ「浦田塾」
浦田さんのサックスはある意味打ち出の小槌みたいなもの。1音吹く度にお客様がパラパラと現れる。 それも殆どがアマチュアミュージシャン。ウワサがウワサを呼び、とうとう店が一杯になるまでに 膨れ上がったのだ。この「コミュニティー」が産声を上げたのは昨年の1月。 ある一人のテナー吹きが心臓をバクバクさせながら飛び入りで演奏してくれたことに端を発し、 ゆっくりしたペースで自然発生的に膨らんでいった。この何の強制も何のルールもない「暗黙の了解」を前提とした自由な 大人のサークルは、いつしか「浦田塾」と呼ばれるようになった。しかしそこには「指導」は一切無い。 みんな自分で気付いて、自分で修正してくる。「塾長」浦田さんは自分の持ちステージのほぼ半分を彼らに提供して いるだけなのだ。
暗黙の了解 その1
東名阪が事故渋滞のため塾長一行が遅れるとの一報が入った。 その間にもアイランドのヒラクさんや、万照さんのお兄さんである久さんなどなど、お客様はどんどん増えてゆく。 早く来てくれないと、ステージまでお客様があふれてしまうというギリギリの状況(?)で浦田さん到着。 すぐさま1セット目がスタート。このセットは浦田さんが自由にやりたいことをやるセット。 塾生はリラックスしてその演奏を楽しむ・・・これが暗黙の了解のひとつ。何たってこの柔らかい音と よく歌うフレーズにどっぷり漬かっていると気持ちのいいことこの上ない。 なかには既にこの時点でアドレナリンをガンガン放出して臨戦態勢に入っている塾生もチラホラ。
暗黙の了解 その2
モロさんは今日もエレベ。このところ必ず1曲、ファンク系の曲でモロさんがフューチャーされる。 BAGUではなかなか聴けないファンクベース。これが滅法盛り上がるのだ。今日は何とエリントンの1−4. が超ファンク味に料理されてテーブルに並べられた。そういえば猿渡さんの8ビートが聴けるのも この時くらいかな。


first set

1.how high the moon
2.i should care
3.i could write a book
4.do nothin' till you hear from me
猿渡さん
満員札止めに御大ほくほく!
カンペイさん&モロオカさん
今夜もエレベのモロオカをアピール!

second set

1.lullaby of birdland (vo : mai , as : nakagawa)
2.on green dolphine street (ts : miyazaki & kosakai)
3.a night in tunisia (p : kato)
4.desafinado
5.east of the sun

塾生セッションタイム
麻衣ちゃん&川さん。塾生演奏タイムは珍しい取り合わせで始まった。その貫禄はまさに浦田塾の大番頭と 呼んでもいいくらいの中川さん。今日はヴォーカルのバックでブロー。蔵ライブでの浦田さんとの共演を前に 少しでもその演奏に触れておこうと足を運んでくれた麻衣ちゃんは、蔵デビューへの期待と 不安が入り混じった微妙な乙女心(?)を胸に今日は雨の柳ヶ瀬に人気の子守唄を響かせてくれた。
四日市 vs 岐阜
今日は浦田さんが地元四日市から運転手としてあるミュージシャンを連れてきている。 彼の名は「宮崎くん」。浦田さんにテナーを習う「本当」の生徒さん。 そう、「浦田サックス教室」と「浦田塾」はまったく別モノなのだ。 いよいよ浦田さんの愛弟子が堂々のBAGUデビュー、そして必然的に「浦田塾」入塾とあいなった。 しかも、岐阜は美並村代表の小酒井くんとの2テナーとくればもう本日一番の見所である。 おっと!浦田さんに似た音だ〜!初めての店、大勢の見知らぬ連中の前で演奏する緊張はリスナーの僕には計り知れないが 本人曰く、

  「普段家で練習している時の1/3も出せなかった。何なんだろうねこれは」

塾生たちがその程度は違えど、必ず直面するこのジレンマである。打上でみんなに紹介され既に知らない 人ではなくなった宮崎くん。次回また岐阜vs四日市のテナーバトルで是非BAGUを盛上げてもらいたい。

笑うピアニスト
さて、カウンターで酒を飲みつつ塾生たちにかけ声を掛けていた浦田さんがソプラノを持ってステージに戻った。 お次はカトちゃんの番である。彼女は演奏中笑みを絶やさない。吉岡秀晃(p)の女性版だ。 奥ゆかしい日本女性を演出するためか、浦田さんの飛び入りへの誘いを必ず1度は固辞する。

  「だめですよ〜、できません。練習してないし〜」

ところが不思議なことに「ないし〜」の時点ですでにちゃっかりピアノに座っていることが多い。 しかも全員分の譜面まで準備して・・・。まあこれもいつもの暗黙の了解の一種かな。

因みに猿渡さんもタイコを叩きながらよくニコッと笑う時があるが、この笑みには色んな意味がある。 なにもノッている時ばかりではない。フロントのヴォーカリストの後姿がセクシーな時や、とちった時 なんかにも猿渡スマイルが出るので皆さんその辺にもご注目あれ(笑)。

宴会部長も絶好調!
演奏は無かったものの、もう一人忘れてはならないのが塾生宴会部長の「タケダさん」。 今日は新人記者を連れてご来店。カウンターから飛び入りミュージシャンたちに檄を飛ばす。 6月に予定されている浦田合宿の「しきり」もこの人にまかせておけば万事安心。 頼もしい存在である。

演奏が終わってから駆けつけてのはウメちゃん。残念ながら今日は参加することは出来なかったが、 コステロの「she」を練習中とのこと。次回が楽しみである。

ますます盛上がりを見せる浦田ライブ。みなさんも質、量ともにどんどん充実してゆくこのコミュニティーに参加してみませんか。

麻衣ちゃん
岐阜の若手ナンバーワンです!
中川さん
もはや浦田塾の大番頭!

宮崎くん&小酒井くん
テナーバトル!岐阜vs三重
カトちゃん
今日も健在!笑うピアニスト!


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