プルップルップルップルッ! プルプリーノス!

プルプリーノス
大口純一郎(p) 高橋ゲタ夫(vo,b) 田中倫明(perc) 松島啓之(tp)

お久しぶり その1
1昨年、僕がまだBAGUに通い始めて間もない頃、大口さんはアルバム「big smile」のツアーでBAGUライブを行っている。 そもそも大口さんは「アフターダーク」に毎年出演するなど、当地には結構縁のあるジャズメンで 岐阜は大口さんのお気に入りのフィールドでもあるのだ。 今夜は前回とはうって変わり、バリバリのラテンバンドを率いての再出演となる。

お久しぶり その2
松島さんのBAGU出演は実に5年ぶり。前回は猿渡さんを含む地元トリオとのカルテット編成だった。 つい先週も、その時と同じ編成(後藤・北川)のトリオをバックにスターアイズに出演したばかり。 松島さんも名古屋方面ではすっかりお馴染みのトランペッターであり、ファンも多い。 今日はプルプリーノスに「ゲスト」としてフューチャーされている。
初出演 その1
今やジャズラテン界のボス的存在のゲタ夫さん。意外にもBAGUは初出演となる。 この人のベースを楽しみに来られた方も結構多い。makiさんもそんなお客様の一人。 彼女は「アフターダーク」の元店員さん。お店のホームページなども手がけている。 大口さん同様、ゲタ夫さんも「アフターダーク」の常連ジャズメンで、この地にはファンが多い。 makiさんは、そんなゲタ夫フリークのお友達と連れ立ってのご来店。
初出演 その2
’ミチャキーノ’こと田中倫明さんも初出演である。BAGUでは滅多に聴けない本物のパーカッション。 しかもタイコだけでなく、ちゃんとシンバルまでセットになっていて、効果的な「おかず」を連発。 バックからガンガン盛り立てる。松岡直也G、デラルス、熱帯ジャズ楽団といったまさに本邦ラテン界の 最先端を歩み続けるミチャキーノ!そんなわけで今夜は猿渡さん(腱鞘炎療養中)の出番は無し。
バグース・ヤナガセーノ
バンド名「プルプリーノス(pulplinos)」は一種の造語である。いつもプルップルした新鮮なサウンドを提供できるように という願いから付けられた名前だという。セットの最初からいきなり真夏の南米の夜(行ったことありませんが)を思わせる濃厚な ラテンリズムに満たされた店内には、明らかにいつもと違う風が吹いていた。 大口さんのラテンピアノが、これまたいい味を醸し出す。やはり今日はもう一つトリオ(米木・珠也)とは別物だ。
歌い踊るゲタイートーーー!
日本語(ちょいと忌野清志郎風)で、はたまた原語(プエルトリコ語かな)で歌うゲタ夫さん。コントラバス型のエレベ(?)から 紡ぎだされる強烈なビートは、ミチャキーノのパーカッションとあいまって「ベースって熱きラテン民族の民族楽器なんだ!」と 思わせてくれるくらい素晴らしいものだった。何とも雰囲気のあるこのバンド、ゲタ夫さんとは熱帯ジャズ楽団の 仲間となる松島さんも、やはり先週聴いた2管のハードバップ・クインテットとは少々違った雰囲気。 しかし目深にかぶったトレードマークのキャップはいついかなるときでも変わらない(笑)。
揺れる揺れる・・・震度100強!
今日のお客様全員が共有したであろうこのめくるめく高揚感は、まさに今夜のライブが「お祭り」だということを物語っている。 知らぬ間に揺れている体、ついつい刻んでしまうステップ、ラテンノリの軽快なハンドクラップ、客席にもう少しスペースがあったら きっとみんな踊りだしているだろう。今日はかけ声の数、そしてトーンも凄かった。声を掛けずにはいられない状態とでも言おうか・・・。 そのくらい楽しいライブだった。ゲタ夫さんはラストの曲を終えて、アンコールの拍手の中、こんなことを叫んだ。

  「熱いハートがあればこそ、BAGUは夢を食べ続けることができるんです!以後ヨロシク!」

BAGUを「バク」にかけたありがたい「お言葉」に店内は最高潮に達する。予定時間を大幅に過ぎていたが、もちろんアンコールを敢行。 曲は「フラミンゴ」。コミカルな日本語詞(アドリブ)が爆笑を誘う。ソロとスキャットのユニゾンがまたカッコイイ。

まだまだ続くよ、ラテンのり!
今日は当然打ち上げもラテン系。ゲタ夫さんを中心にバンドメンバーは演奏をそのまま持ち込んだ ように愉快に酒を酌み交わす。猿渡さんが腱鞘炎のためお酒が飲めなかったのが残念だ。 でも、猿渡さんが絶好調だったら収拾つかなくなっていたかもしれないなー(笑)。

夏のような晴天に恵まれたこのライブから2日後、プルプリーノスが帰京して「気の抜けたように」なっている岐阜に ようやく「梅雨」がやってきた。きっと彼らが「高気圧」となって梅雨前線を押し上げていてくれたのだろう。


ゲタイート
ゲタイーーーーーーート!
梅さん
マツシマさん!
大口さん
ジュンちゃーーーーん!
ミチャキーノ
ミチャキーーーーーーノ!


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