三槻直子 ベスト!!!

三槻さん
三槻直子(vo) 後藤浩二(p) 北川弘幸(b) 猿渡泰幸(ds)

ハナ金ライブ
「ハナ金」という言葉が通じるかどうかは、いささか怪しいところであるが、週休2日制が当たり前に なって以降、金曜日は「花の金曜日」と呼ばれ1週間の仕事を終えて迎えるもっともリラックスして「遊べる」 日なのだ。もちろんミュージシャンや自由業者の皆様にとってはあまり意味をなさない言葉。 でも、典型的なサラリーマン稼業の僕にとっては、やはり金曜日というのは特別な日である。 日曜のライブが多いBAGUでは金曜のライブは「異例」のことながら、ぼくは手放しで大歓迎!
ハナウタは聴き溜めしよう
2日連続で同一プレーヤーのライブに足を運ぶ。僕もうまくタイミングが合った時なんかにそういう 楽しみ方をすることがある。今回は地元ということもあり、3daysのうち2回お付き合いすることが できたことはラッキーだった。何たって三槻さんは「ハナキン」ならぬ「ハナ歌」なのでなかなか岐阜では聴けないから・・・。 エッ?ハナウタって何かって?「花のお江戸の歌い手さん」に決まってる(笑)。
BAGUのお客様
さて、同じ岐阜でありながら昨日の「蔵」と「BAGU」では馴染みのお客様が全く異なっている。 だから競合することも無く、お互いの特色を生かしながら、共存していけるわけだ。 猿渡さんが蔵に出演するかと思えば、蔵の丹羽さんもBAGUへは1ジャスファンとして 頻繁に足を運んで下さる。これは岐阜近辺の他のジャズスポットにも言えること。 こういった「お店同士のイイ関係」が岐阜のジャズシーンを支えているのである。
所変われば音変わる
前日と同じ曲構成ながら、やはりトータルして違った味わいを醸し出してくれるのがジャズライブのいいところ。 店が変われば演奏も変わる。同じ演奏は2度とできないのだ。 昨日「1回しか」聴けなかった曲を、違う雰囲気でもう一度楽しみたい。 CDでは聴けない1−9は、そんな願いがかなった1曲。
先生の名はリサ
このボサノバのスタンダード、なんとあの「小野リサ」からの直伝だという。 彼女がまだブレイクしていない頃、新宿のJなどのライブハウスでよく一緒に出演したという三槻さん。 そんな良き音楽仲間から口移しで教わったこの曲は、ブラジルものを得意とする三槻さんにとっても特別な1曲に違いない。


first set

1.speak low (trio)
2.dedicated to you
3.old devil moon
4.you stepped out of a dream
5.morning
6.sometime ago
7.love dance
8.just one of those things
9.triste
10.cheek to cheek
猿渡さん
北川さん

second set

1.stella by starlight (trio)
2.easy to love
3.when lights are low
4.ladies in mercedes
5.be my love
6.this could be the start of something big
7.my favorite things
8.the island
9.it's easy to remember
10.vare cruz
11.dedicated to you
12.day by day (an encore)

ベスト・セレクション
今日は、さながら「三槻直子」ベストとでもいうべきライブとなった。 2ndCDを中心に、1stCDからも美味しいところをセレクト。さらに、CD以外のお得意ナンバーも散りばめてファンに とっては文句のつけようのない内容だ。 無理は重々承知の上で、あえて注文を付けるなら、やはり俊三さんがいて欲しかったなー。 猿渡さんによると、俊三さんもツアーのことは承知していて本気かどうかは定かではないが「俺も吹きたい」なんて漏らしていたとのこと。 しかし、多忙な俊三さんのこと、ニューヨークからそのためだけに来日することはかなわない。 でも、いつかきっとチャンスが巡ってくるだろう。その時までガマン、ガマン。
4人で5人分の働き
どうしても俊三さんのラッパが、バーチャルに聴こえてしまう2−9であるが、実はバックのトリオがすこぶる素晴らしい。 まずは後藤さんの美し過ぎるピアノとのデュオでしっとり始まり、猿渡さんのブラシが入ってゆく。 北さんのソロは、俊三さんのラッパの如く情感たっぷりに響き渡る。知らず知らずのうちに俊三さんの「音」が無い分を皆で 埋めているというわけ。俊三さんがいたら、この曲はデュオとなるだろう。そうするとこの痺れるバックは聴けないということか。 うーん、痛し痒し(笑)。
フレンズ、とことん飲む!
このメンバーの打ち上げは面白い。気心が知れ過ぎた家族のような4人だけに、もう言いたい放題、飲みたい放題。 北さんなどは、一旦家に帰りベースを置いてから後藤さんの車で再び柳ヶ瀬へ。 とことん飲むぞ!という姿勢がうれしい。次第に盛り上がってきてこんなやりとりも、

  三槻 「ねーねー、今日さー、あの曲のあそこんとこおかしくなかった?」
  北川 「おー、おかしかったてー!」
  後藤 「あー、あそこボクが間違えたゴメン」
  猿渡 「おめーか!」
  三槻 「ゴトウでも間違えるんだー。珍しい〜。ヤーイ、ヤーイ間違えた〜!」

ハハハッ、まるで鬼の首をとったように得意げな三槻さん。 途中、仕事を終えて泥酔(?)状態のリズママが加わり、場はさらにヒートアップ。 この愛すべきフレンズたちの宴会は延々深夜まで続く・・・。 おっと、猿渡さんが目をトロンとさせてあまり喋らなくなってきたぞ。こうなると、そろそろ宴会もお開きだ(笑)。 午前3時。ごく自然に宴は閉じられた。今日は、明日が休日だからこそ手放しで付き合えたわけだが、さすがにボクも頭グルグル。 帰ってから、サインをもらったCDをかけて床に就いたが、「old devil moon」を聴き終わらないうちにダウン。 夢の中では、俊三さんと三槻さんがBAGUでデュオ・・・・文字通りの「夢の共演」がかなうのは果たしていつになることやら。

後藤さん 三槻さん


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