連載コラム 第一話

藤井孝紀トリオ+粥川なつき
藤井孝紀(p) 名古路一也(b) 猿渡泰幸(ds) 粥川なつ紀(as)

ナッチ・ハリケーン
この夏BAGUを席捲したナッチ・フィーバーは凄まじかった。 デビュー戦、第2戦、とも満員御礼札止めで、とても水曜日のBAGUとは思えない状態。 新アイドル誕生に沸いたこの数ヶ月、とどめは先日のスペシャルライブへのゲスト出演であろう。 ナッチは師匠万照さんと、そして師匠の盟友である松島さんと、あくまでりりしく渡り合った。 そして秋が深まるとともに、そんな「嵐」も過ぎ去った今、落ち着きをとりもどしたBAGUのステージに 普段着のナッチが立っている。
レギュラーな夜
もはやナッチのBAGUライブは「事件」では無くなったのだ。本当の意味で「レギュラージャズメン」の座を 獲得したといってもよい。それが証拠に、ナッチ同様BAGUもレギュラーな夜に戻っている。 僕が最もリラックスしてライブと酒を楽しめる状況といってもよいだろう。 そういう意味では、今夜が初の「レギュラーライブ」と言えないこともない(かな?)。 僕のらいぶメモも、日々の事件を扱う「社会面」から岐阜地方版の「連載コラム」欄に引っ越すことにしよう。
事件発生
今日は、軽くMCなどもまじえて、ちょっとしたステージングも披露。 MCでも万照さんを目指すの?と尋ねたところ、「えー!シモネタですかー」と返ってきた(笑)。 今日のナッチのネタは「階段落ち事件」。とはいっても新撰組でもなければ鎌田行進曲でもない。 単純にナッチが雨に濡れた階段で「コケた」事件である(笑)。 今夜は、くじいた足にシップを貼りながら、満身創痍のブローだ。 音の向こうから聞こえてくるメッセージは、

  「マジ、足いて〜よ〜〜!でも楽しいぞ〜、yeh!]
バンドメーン
ピアノのカンペイさんは、ナッチのことを非常に高く買っていて、いつもこのライブを自分でも目一杯楽しんでいる。 今日も「おもしれー!」を連発!その一因が勝手知ったるスーパー同級生の名古路さんとの共演にあることも確かであろう。 名古路さん、本日も渋ーいお仕事ぶり!この二人が合間見えると、自然とコチラも楽しくなる。 カンペイさんのノリもいつもと違うのだ。そして、後ろに控えるは柳ヶ瀬の悪代官。 最高のサイドメンを擁したナッチ、前半はジョー・ヘンダーソンの1−4など「新曲」にもチャレンジ! 相変わらずのエエ音と、渋〜いフレージングで気持ちよく酒を飲ませてくれる。 酒の肴といえば、ライブが終ったあとの「カンペイさんの名古路話」、はたまた「名古路さんのカンペイ話」これが面白いんだまた・・・。 モノマネなども飛び出したりして・・・。


first set

1.i love you
2.fly me to the moon
3.old folks
4.recorda me
名古路さん&カンペイさん
スーパー同級生です

猿渡さん
スーパー悪代官です

second set

1.israel
2.autumn leaves (p:kato)
3.my little suede shoes
4.lullaby of birland

トライトーン
ナッチのライブでお客様ゼロは絶対にあり得ない。 必ずお仲間であるジャズサークル「トライトーン」の面々が来てくれるからだ。 本日も、久嗣兄さんをはじめ、フリーマンさん、ナッチ姉、古田さん、宇野さん、そしてカトちゃんと いった中核メンバーが当たり前のように勢ぞろい。どこかで「鉄の結束」なんて書いたがそんな生易しい ものじゃない。その原子間結合力はダイアモンドにも匹敵する強度を誇る。ダイアがダイアでしか加工できないように トライトーンもトライトーンでしか加工できないのだ(って何のこっちゃ)。 とにかく今日も久嗣さんを中心にワッと盛り上がる。
オネエたま
エヴァンスで有名な2−1。メガネをかけたカンペイさんがエヴァンスに見えたのは「那由多の刻」が見せてくれた幻想か! アグレッシブなアルトが緊張感を呼ぶ。キメのフレーズがカッコイイ。 名古路さんからもニコニコ顔が消え、シリアスなソロを展開。うーん、イイ出来じゃー! ここで客席からナッチの兄貴分、失礼姉貴分がステージへ。カンペイさんが下がり、よき姉御の援護(?)で 大スタンダードを一曲。季節もビッタリ、さらにナッチの得意曲だ。因みにカト姉さんの得意曲でもある。 笑うピアニスト「カトちゃん」はもはやトライトーンには欠かせない人材。 色んな意味でである・・・。彼女の生ピアノも久々に聴いたなー。笑いながらクラシックからジャズ への移行に成功しつつある好プレーヤーの一人。クラ→ジャズって思うより大変みたい。 今日も弾ける笑顔は健在!
第一話
先ほど「連載コラム」なんて書いたが、今夜はさしずめその第一話。 一体この連載はいつまで続くことやら・・・。 サックス吹いて、階段で転んで、万照さんに褒められ、仲間とバカ騒ぎして、恋したり、飯食ったり、へこんだり、 弾けたり、泣いたり、怒ったり・・・そんなナッチの日常に「BAGUライブで演奏したり」が加わった。 急成長を遂げるナッチ。いつまでも我々岐阜のジンで独占というわけにはいかないことはわかている。 そのうちきっと、やれ名古屋だ、やれ東京だ、ニューヨークだ、月だ、火星だ、イスカンダルだ・・・とどんどんビッグに なっていく人材である。そのときは、速やかに「連載コラム」を終了し、再び「事件」として 社会面いや、一面のトップで報じることにしよう。

ナッチ & カト姉さん
ナッチの援護射撃!カト姉さん

ナッチ
カンペイさんのソロに聞ほれ中



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