ノセさんのやりたいこと

市の瀬美音 New Unit
山崎真(ts,ss) 片桐一篤(p) 市の瀬美音(b) 阿部裕二(ds)

ニューユニットとは
ノセさんが岐阜に来てくれるようになってはや半年が過ぎたが、今回は満を持して自己のバンドでの出演となる。 このバンドは、あくまでノセさんが「やりたいこと」をやるためのバンドで、完璧な「市の瀬美音ワンマンバンド」であるらしい。 気分的にフッと目先を変えたくなった時に召集を掛けるというこのユニット。 召集ペースは、おおよそ半年に一回というから、今回を見逃すとしばらく聴けなくなるわけだ。 まさに忘れた頃にやってくるカルテット。記憶が薄れているので、毎回「新しい(new)」のだ!(これは僕の勝手な解釈・・・)
初顔 2名
しかし、BAGUのお客様にとっては文字通り「new unit」であろう。 なんたって初出演プレーヤーが二人もいる。一人はサックスの山崎さん。僕は一度だけ、フュージョンのライブに顔を出したこと があるが、4ビート系は初めてだ。非常に雰囲気のあるテナーマン。もう一人は、タイコの阿部さん。 名古屋方面で歌伴とピアノトリオでの阿部さんを聴いたことがある。オーソドックスなドラミングはどんなジャンルにも対応可能。 ノセさんとも古い付き合いのようだ。一方、片桐さんは言わずと知れた岐阜のジン(現在は名古屋在住)。 これまたジャンル不問のオールマイティなピアニストで、僕も大好きでちょくちょくライブに顔を出している。
で、やりたいことは
まずは、オリジナル。いきなり、愛犬「ロン」の曲(1−1)が飛び出した。 さらに1−3は、愛娘「恋音(レノン)」ちゃんのために作ったスローボッサ。 サックスで聴いたのは初めてだが、また雰囲気が違ってイイ感じ。ノセさんはこのバンドをイメージして 作ったというから、まさにやりたい事の一つだ。愛犬、愛娘ときたら次は・・・・愛妻? ノーノーノー、残念ながらノセさんは現在独身である。でも、何故か3人の孫を持つ自称「ミューじーちゃん」(笑)。 まあ、そのへんの話に深入りするのはやめよう・・・。愛娘の次はいきなり大きく愛地球である。といっても万博の歌ではない。 地球環境保全を願って作った2−4。何とも綺麗かつ切ない旋律は、人によって蝕まれてゆく自然の悲しい叫びか!


first set

1.lon's stomp
2.荒城の月
3.tea time of afternoon
4.smooch
5.月の砂漠
阿部さん
BAGU初登場の阿部さん

山崎さん
こちらもBAGU初登場、山崎さん

second set

1.big P
2.五木の子守唄
3.lester left town
4.ecology
5.vera cruz

日本の民謡も
こてこての日本の曲を、ジャズにアレンジして演じる。 幾多のジャズメンがチャレンジしているが、我らが大野俊三さんの『日本の詩情』なんかはその代表作であろう。 ご多分に漏れず、ノセさんも自身のアレンジでこの分野に参入。 特に2−2は秀逸。山崎さんのソプラノが、この曲を見事にジャズ色に染め上げていき、片桐さんのタイトなピアノが追い討ちをかける。 しかし、まちがっても子守唄にはならない(笑)。 さらに、C.ミンガス(1−4)、J.ヒース(2−1)、W.ショーター(2−3)といった、ジャズメンたちの あまり取り上げられることのない発掘曲をカッチリとキメキメでやるというのもノセさんのやりたいことの一つだ。 1−4は初めて聴いたが、是非、オリジナルを聴いてみたい。
次回の召集は・・・
思い切りワンマンで突っ走った親方ノセさんと、手となり足となって要求に応えた若手ジャズメンたち。 普段のBAGUライブとは一風違った雰囲気だったが、お友達と一緒にご来店の常連川端氏の反応も上々。 たまにはこういうのもイイ。前回は、スターアイズで召集されたというこのバンド。 今回はBAGU。次回は、どこで召集されることやら。 また、BAGUのような気がするのは僕だけだろうか。 ミュージーチャンは、忘れた頃にやってくる。

片桐さん&ノセさん
お馴染み片桐さん、久々のBAGU!

ノセさん
ノセさんのMCにはオチがある!



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