北ちゃん祭り@岐阜!

浦田オサムカルテット + 北原雅彦
浦田オサム(ts) 中島美弥(p) 武山信吾(b) 猿渡泰幸(ds) 北原田さん?(tb)

お断り
今夜は、お馴染みの浦田カルテットに素晴らしいトロンボーンを吹くビッグゲストが招かれている。 しかし、彼が一体誰なのか皆目見当がつかない。知らない人の写真を掲載するのもなんなので、 一応修正を施すことにしたが、後日事情通の友人から、「あの人は、紅白雪合戦にも出演歴のある 東洋スカイ・パラノイア・オーケストラの北原田魔裟彦さんではないか」という貴重な情報を得たため、 北原田さんと仮定してレポートを書くことにしよう。 以降、東洋スカイ・パラノイア・オーケストラを「スカパラ」、 北原田魔裟彦さんを「北原さん」、紅白雪合戦を「紅白」と記述しますのでよろしく!
芸能人がやってきた〜
北原さんは誰が何と言おうとゲーノージンだ。過去、芸能界からBAGU出演を果たしたのは、 1993年に俳優の渡辺裕之さんがジャズ・ドラマーとして演奏した1回のみ。 紅白出場アーティストとなるともちろん史上初。これはBAGUにとっては歴史的大事件である。 何たって、北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々の国民すべてに認知されているであろう 「本物の芸能人」が今目の前に立っているのだから・・・。
ジャズメンの横顔
とは言え、北原さんのルーツはやはりジャズ。 浦田さんとは学芸大ジャズ研の同期で、しのぎを削りあった仲だ。 因みに、学芸大は僕が学生時代から「レベル」が高いと評判だった。 現在の北原さんは、スカパラ活動と平行して第一線級のジャズメンとして 数々のリハバンを掛け持つ売れっ子ボントロ奏者でもある。過去、僕のアンテナに引っかかったのは ソリストばかりを集めたスター軍団「東京リーダーズビッグバンド」への参加だった。 何故か北原さんが吹くときは客の入りが全然違うらしい(笑)。その他、コンボ、フルバン 問わず、様々なジャズ活動を継続中。もちろん、この同級生バンドもジャズ活動の一環だ。
スカパラフリークかぶりつき
本日は客層もちょっと違う。ステージ正面に陣取るのは、岐阜大ビッグバンドの面々総勢十数名。 多くがスカパラのライブも体験済みである。そう、若い彼らを惹きつけるホーンセクションは 、♯&♭でもニューハードでもない。スカパラなのだ。 通常、スタンディングが当たり前のスカパラライブと違って今日は座ってまた違った楽しみ方が できるわけだ。しかしながら、「tbぶん回しアクション」まではいかないが、 キメで上段から振り下ろされるTbさばきはカッコイイなんてもんじゃない。 岐阜大ニュースタの連中は、北原さんの剣(tb)によって袈裟懸けにバッサリと切られた 瞬間北原ワールドに惹きこまれたに違いない。
浦田さん vs 北原さん
芸能界入り前をよーく知っている同期の浦田さんとの共演は、本当にリラックスしていて 聴いていても底抜けに楽しい時間だった。北原さんに髭も無く、ドレッドでもなかった学生時代、 何と宴会芸で「横山やすし」のモノマネを十八番にしていたとのこと(笑)。 こんな話、スカパラライブじゃ絶対聞けない! アンサンブルの息もバッチリ。典型的なスィングナンバー、1−6なんか痺れましたね〜。 素晴らしくウォームなこの二人。絶対また聴きたい!
悪代官 vs 北原さん
猿渡さんと北原さんの共演も画期的な出来事。 そもそも誰でも知っている大ヒット曲1−5を猿渡さんが演奏しているなんて 信じられない気分だった。 しかしながら、譜面ガッチリのキメキメ・ハードバップで苦戦する場面も・・・。 北原さんは、今日のために書いたという2−4をはじめ、魅力的なオリジナルを いくつか持ってきてくれていたのだ。コンポーザーとしても素晴らしい才能を 発揮。迎え撃つ猿渡さんもキャリアでナイス・カバー!

first set

1.jive samba
2.theme from picnic
3.夜明けの珈琲
  composed by kitahara-san
4.the christmas song
5.銀河と迷路
6.this could be the start of something big
武山さん
元BAGUレギュラー、武山さん!
中島さん
今夜は美弥ちゃんの後ろ姿を・・・
second set

1.easy to love
2.sleigh ride
3.things are getting better all the time
4.day dream
  composed by kitahara-san
5.レモンドロップス from "Fantasia"
  composed by kitahara-san
6.sesame street (an encore)

お帰りなさい武山さん
BAGUの浦田カルテットとはちょっと違う本日のスペシャル浦田4。 美弥ちゃん&武山さんという取り合わせも名古屋じゃレアだ。 武山さんは、元BAGUにレギュラーで出演していたお馴染みのベーシストである。 スペシャリストとして?年ぶりのBAGU出演を果たしてくれた。 元早大ハイソのベーシストで浦田さんよりちょっと下。 東京で同時期に学バン活動をしていた武山さんは、まさにこのバンドにうってつけのベーシスト。 堅実なプレイで、どんなバンドにも合わせられる技量を持っている。 美弥ちゃんは、最近名古屋で売り出し中のピアニスト! 猿渡さんとの共演も数知れず・・・。オジさんについていくといろーんな仕事が廻ってくるよん(笑)。
北ちゃん祭り
江戸の北原フリーク「ポチッ子さん」は、このツアーを「北原祭り@三重・岐阜3days」と命名し、 ご自分のHPで大PRをしてくれたいた。感謝感激!事実、ご自身も雪の中、はるばる三重まで遠征して 北原JAZZに触れている。そして祭りは岐阜へ。いやー、今夜の祭りも大盛況。 ラストのセサミなどは、座っているのが辛いくらいのファンクのり。 店内は、ハンドクラップと、自然発生ウェーブで波うっていた。 あー、スタンディングで最前列に走っていきたかった〜!(そんなスペースはありません)。 演奏終了後も祭りの興奮は醒めない。岐大の面々は北原さんを占拠して写メール撮りまくり(笑)。
猿渡泰幸絶好調
さて、ほどなく打ち上げに突入。 浦田・北原コンビは打ち上げでもナイスなアンサンブルを見せてくれた。 この二人のカップリングはおもしろい!北原さん、実はめちゃくちゃサバけた人で 音楽ネタ、学生時代ネタ、シモネタなんでもありの超エンタティナー。 それに呼応するが如く我らが猿渡さんも本日は絶好調。 岐阜ネタ、猿渡ギャグ、超おげれつネタ、すべて炸裂して北原さんもタジタジ〜。 江戸のジャズメンは猿渡さんのこの「ノリ」だけを持ち帰るため、東京では「なんだか岐阜の凄い人」 という評判だけが先行してしまっているようだが、「繊細なドラマー」という一面も忘れずに持ち帰って下さいね。
春の予感
人の肉声に最も近い楽器と言われるトロンボーン。 僕は、この楽器の音にいつも春の風を感じることができる。とにかく暖かいのだ。 1−4、2−2といったクリスマスソングにだって、暖炉で燃え盛る薪の暖を感じていた。 北原さんのtbは表現力豊かなうえ、ノリが素晴らしく、 1−2、2−3といったtb奏者の演奏で有名になった曲などが特にイイ。 僕にとって、北ちゃん祭り初体験は「ジャズ」となった。 チャンスがあれば本業「東洋スカイ・パラノイア・オーケストラ」も聴いてみたいところ。 でも、体力的にスタンディングに耐えられるかな〜(笑)

打ち上げ
悪代官 vs スカパラ
メンバー記念撮影
皆、できあがってます!


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