岐阜のTOKU? BAGUデビュー

小笠原輝彦クインテット
小笠原輝彦(tp,vo) 藤井孝紀(p) 河村尚人(b) 岡田知奈美(as) 猿渡泰幸(ds)

潜在トランペッター
岐阜ジャズ界には、表に出てきていない人材がまだまだいる。今日の主役もその一人。 普段は某食品関連会社の社長さんで多忙な日々を送っている小笠原さんだが、 たまにお客様としてBAGUに来店してくれる。とにかくいつも超ハイテンションで、 店内を思い切り賑わしゆくメチャメチャ陽気なおっちゃんである(笑)。 今日は客席ではなくステージへ。いつもと違う神妙な面持ちで2枚目ミュージシャンを演じる・・・みたい。 マイルス・クインテットをモロに意識した(意識せざるを得ない)1−2のミュートラッパは なかなか聴かせてくれた。もうそれっぽい雰囲気ムンムンで、BAGUで聴く久々のラッパにうれしく なってきた。
健在アルトプレーヤー
BAGUでは滅多に聴けないラッパ&サックスの2管クインテット編成。 小笠原さんの相棒はアルトサックスの岡田知奈美さん。 クラシックの活動が主だが、SJCでビッグバンドのアルトを担当するなど、 ジャズサックス奏者としての知奈美さんも健在。最近はかなりジャズ寄りになってきたみたいで、 BAGUへもよく遊びにきてくれるようになった。 1−6、1−7はアルトカルテットでたっぷり披露。実に優しい音色。 今宵はどうやらクインテットというより、順番に「持ち回りプレイ」といった感じでライブは進んでいくようだ。
ベールを脱いだ噂の姉妹
というわけでこんな人にも順番が廻ってきた。 知奈美さんの妹さんでヴォーカリストの松名茉美さんである。 丸山繁雄さんに教わっているというからかなりの本格派。 長身と大人っぽい妖艶な雰囲気がまさにヴォーカル向きといった感じ。 物凄いハスキーヴォイスを想像していたのだが、実は可愛らしいハイトーンの持ち主。 ちょうど赤坂由香利さんの逆と思ってもらえば分りやすいかな(笑)。 姉妹の共演もあり、噂の岡田シスターズがいよいよベールを脱いだ!


first set

1.遅刻
2.autumn leaves
3.my funny valentine (vo,tp)
4.don't get around much anymore
  (vo:matuna-mami)
5.bewitched
  (vo:matuna-mami)
6.my little suede shoes
7.when you wish upon a star
猿渡3
お馴染み!猿渡3
小笠原さん
貴重な男性ボーカルでもある、バンマス

second set

1.tenderly
2.fly me to the moon (vo)
3.do nothing till you here from me
  (vo:matuna-mami)
4.gee baby ain't i good to you
  (vo:matuna-mami)
5.left alone
6.like someone in love
  (p:furuta-daichi)
7.work song
8.i remember clifford (an encore)
9.i love you (an encore)

TOKUも有り?
小笠原さんは、ヴォーカリストでもある。これまた丸山繁雄さんに手ほどきを受けたらしい。 岐阜には丸山親派が大勢いるのだ。シナトラ、ベネット、コモ、といったところを彷彿とさせるクルーナー然としたステージは、 なかなか堂に入っている。1−3ではラッパとヴォーカルを伴に聴かせてくれた。 チェットベイカーやTOKU路線もいいかも。でも明らかにスタイル違いますよね(笑)。
八ヶ岳帰りの・・・
2−4では、網走帰りの、いやいや八ヶ岳帰りの古田大地くんがピアノへ。 八ヶ岳ジャズフェスに出演して、無事岐阜に帰還したばかりの彼。 現在、気力は充実しきり!今後の大地くんに注目あれ!

旗上げ成功!
記念すべき小笠原クインテットの旗揚げライブは、アンコールだって豪華に2曲と太っ腹。 感情込めて切々と吹かれたクリフォード追悼曲はカンペイさんの好サポートも手伝って 素晴らしい出来だった。お客様のときのあの小笠原さんはどこへやら、本当に渋い2枚目に なっている。打ち上げではすっかり元に戻ってましたが・・・(笑)。 さあ、このクインテットどうやらBAGUのレギュラー枠での存続が決まったみたい。 とにかく入れ替わり立ち代りミュージシャンが登場する賑やかなステージ。お酒のアテに是非どうぞ。

岡田姉妹
松名茉美(vo)さんは、知奈美さんの妹です
ダイチくん
ゲストピアニスト、古田大地!


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