柳ヶ瀬モード

祐生薫 + 新谷卓也カルテット
祐生薫(ts) 新谷卓也(p) 川野秀樹(g) 北川弘幸(b) 猿渡泰幸(ds)

魔法のアルコ
今夜は、やぼ用があり2セット目からの参加。 1セット目で沸点に達したであろう店内は、休憩タイムでしばしのクールダウン。 そして2セット目、まずは川野劇場で幕を開けた。 急遽実現した川野さんのご出演。実はこれ、北川マジックによるもの。 ちちんぷいぷい〜、北川さんがアルコをステージに向かってクルリと振りかざした途端、そこにL−5を抱えた川野さんが現われた(笑)。
名古屋デビュー
昨晩、いよいよ名古屋ジャズクラブ界の西の横綱「スターアイズ」でデビューを果したした祐生くん。 プリスカの飛び入りなど、色々な事件があったと聞いている。今夜は古巣で超リラックス。 過去2度の出演で岐阜のファンも増えており、彼自身の体の中にも岐阜特有の濃ゆ〜い感覚が 戻ってきたようだ。そのせいか、今回は気負いの全く無い柳ヶ瀬モードの祐生薫に仕上がっている。 スペシャルゲスト多しといえど、この土地の水に完璧に合わせられる人はこの人をおいて他にはいない!
挑発行為
2−2、さっそく挑発的なスキャットで川野さんを執拗に刺激する。 ソロを受け取った川野さんも地を震わす唸り声とともにぐんぐんファンキーな世界に没入・・・。 因みに、祐生くんは川野さんを評してこんなことを言っている。

   「岐阜のジャズメンはコワモテが多いけど、川野さんも楽器持ってなかったら絶対近づきたくないタイプ」

ポロッとカミングアウト(笑)。もちろんギターを聴けばその逆になるんですがね。 2−3は、うってかわってアップテンポでスウィング。 軽快なピアノソロがスピード感を増幅してゆく。 今宵の新谷くんは、昼間の仕事とは明らかに一線を画するちょいとアグレッシブなヘアスタイルで ライブに臨んでいた。この人も昨晩スターアイズデビューを果したわけだが、まあそのうちまた 猿渡さんや北川さんに引っ張られてちょくちょく出演することになるでしょう(笑)。


first set

1.i remember gokko (inst)
2.four (inst)
3.gee baby ain't i got to you
4.the song is you
5.triste
6.say it
7.satin doll

from yawara-memo
新谷くん
新谷くん
川野さん
川野さん

second set

1.???? (inst)
2.invitation
3.night and day
4.i left my heart in san francisco
5.day by day
6.love for sale
7.there will never be another you (an encore)

マイク放棄
北川さんとのデュオで始まった2−4。 悔しいほどツボにビシーッとはまる北川さんのベースをバックに、それはそれは優しい歌声でワンコーラス。 そこに川野さんが加わり、だんだんノリが変わってくる。 ここで祐生くん、マイクを口元から放して肉声勝負に出た。そうそう、今日の僕の席はカウンターの一番前!こういう時はお徳だね。 思わず指を鳴らしたくなるような渋〜い一品でした。
条約違反?
2−5、2−6は祐生くんのモットーに基づいて「ジャズのスタンダードをジャズらしくなく」演奏。 アンコールでは、川野さんとスキャットで再戦。祐生くんの小粋なスキャットにパーフェクトに反応するL−5! 今夜も期待を裏切らないツインボーカルぶりだった(笑)。 この二人が核融合を起こすととんでもない破壊力が生まれる。 とにかくエネルギー効率が良いのだ。へたすると水爆以上・・・。 えっ?祐生・川野の共演は、核拡散防止条約に触れないかって? ご心配なく、先の六カ国協議でシロと判断されました。 祐生・川野コンビの拡散にご協力を!
帰省感覚
ライブが終り、今宵も「身内感覚」で打ち上げ開始。 流暢な岐阜弁もぼんぼん飛び出したりして、最後まで柳ヶ瀬モードが解かれることはなかった。 もはや我々岐阜のファンにも「東京からやってきたスペシャルゲスト」という感覚が無くなっており、 「東京で一旗上げて、岐阜に戻ってきた隣のユーちゃん」みたいな感じになってきている。 迎えるのは幼馴染みのタク坊、そしてお世話になった近所のおじちゃんたち。 思い切りリラックスして楽しんだこの2日間。しかし明日の新幹線の中では柳ヶ瀬モードを解かなくてはならないだろう。 富士川より東で柳ヶ瀬モードのままだと祐生くんが正常に稼動しなくなる危険性があるらしい。

祐生くん
祐生くん
北川さん&猿渡さん
北川さん&猿渡さん


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