★ユカピー & テッピー★

ちょっと重いけどギャラリー付きです。
ユカピー&テッピー

3連休の初日である。午前中は家事をして、昼から始動。駅に向かう途中、BAGUに寄り日替わりランチを食べる。 そこへマスターがスクールを終えて戻ってきた。「今晩は期待してますよ!」と声をかけて僕は一足お先に名古屋へ。 久々のユカピー、マスター、北さん、更に今人気実力ともに頂点を極めるサックスプレーヤー川島さん。 もう子供のようにウキウキしながら電車でGO!車窓ごしにまともに差し込む夕日に目を細めつつ、「FULL NOTES」と 「TMD(東京銘曲堂)」からお気に入り曲を勝手にカップリングして作ったいわゆる「マイMD」を聴きながら 「この夕日が沈めば・・・クックック」などと夜のことを考えて自然と笑みがもれる。車中、結構危ない人になっていたかもしれない。

覚王山に到着した時には勿論陽は既に沈み、しんしんと冷え込んでいた。ホットなライブが待ち遠しい。 スターアイズでライブ仲間のみっちゃんと合流。彼はマスターの甥っ子で、このところ「猿渡泰幸親衛隊」として行動をともにすることが多い。 そんな我々が陣取った席はもちろん「ドラムの目の前」である。マスター、北川さん、そして川島さんと役者が揃っていく。 さあ、あとは「姫」待ちだ。その間、川島さんは黙々とスケール練習をしていた。既にカッコイイ。 満を持して「ユカピー」登場。しばしの打ち合わせの末、いよいよ1セット目がスタートした。

「on green dolphin street」おなじみのスタンダードで4人の勝負開始!管のバックで弾く赤坂さんはどことなくいつもと違って見えた。 それにしてもいいピアノだ。この曲では歌無しで、ピアニストに徹していた。川島さんの名古屋時代に競演歴のある北川さんはともかく、 赤坂さんと、マスターは今夜が川島さんとの初競演である。おまけにリハーサル無し。「さあ、やろーか」「OK!」といったノリでいきなり ここまでやってしまうのだから凄い・・・素人の僕は素直に感動。川島さんは想像していたよりも若く、ルックスも渋い、つまりカッコイイ。 1曲目からかなり飛ばしていて期待は膨らむ。「this mascarade」からお待ちかねのユカピーのボーカルが入る。ユカピーの声に川島さんのSAXが絡んでゆき 何ともいえないグルーブが生まれている。もう、うっとりと聴きほれるしかなかった。一転して「our love is here to stay」は、小気味よいアップテンポ。 ユカピーはしばしピアノをお休みして歌に集中するなか、SAXはそれはもう綺麗な音色でサポートする。グングン調子を上げている感じだ。 季節物「have yourself a merry little christmas」も美しい。僕が2番目に好きなクリスマスソングだ。それがこのメンツで聴けるなんて・・・ 信じられない気分だった。「have yourself〜」の余韻のなかでブルージーに始まったのは「cool struttin'」。川島さんもここぞとばかりにゴリゴリ吹きまくる。 1セット目ラストは、お馴染み「you'll never know」で締めくくり。演奏を終えたマスターは第一声「川島くん、すげーなー!」と僕らに漏らした。 確かに凄い、これが本邦ジャズシーンの先頭を疾走するジャズメンの実力だ。こういう演奏を目の当りにすると、心底うれしくなる。

2セット目、いきなり「street life」のイントロが店内に響き渡った。そう、これまた期待せずにはいられない。 なにせ最高のテナーがいるのだから。オリジナルではウイルトン・フェルダーのメローでブルージーなテナーが曲のイメージを決定付けている。 さあ、何十回となく演奏していて、マスター、北さんもバックは完璧。ユカピーもオハコのこの曲。川島さんの音やいかに!胸が高鳴るなか、もちろん 期待以上の圧倒的なブロウを聴かせてくれた。(店内も最高潮)「there will never be another you」ではボーカル無しでまさに川島さんの独壇場。 マスター、北さんもつられて全力の演奏だ。しかしマスターもこんなペースで叩いて大丈夫だろうか、などと余計な心配をしてしまうくらい凄いドラムだった。 「desperade」はユカピーのソロ。「round about midnight」は何とユカピー、テッピーのデュオだ。実に盛りだくさん、サービス精神旺盛なライブである。 僕も、ここぞとばかりにイイ音の食いだめをしておこうと、ステージから落ちてくる音は1音たりとも逃さないぞという気持ちで聴いていた。次の 「softly as in a morning sunrise」も1音も残さずたいらげた。「the christmas song」本日2品目の季節もの。今月はいろんなライブでこの曲を聴いた。 メグ末岡さん、古閑みゆきさん、そしてユカピー。三者三様で面白い。ここで静かに本日のライブは終了。残るはア・ン・コ・ー・ル、割れんばかりの 拍手が店内を包んだが、「まだ、やってないじゃないか!」という気持ちでこの曲を要求して手をたたいていた人も多かったのではないだろうか。 「mista」である。マスターは残るすべての力を振り絞って、北さん、テッピーも同様、そして我々聴衆も、ユカピー嬢の今夜最後のパフォーマンスを全面的に バックアップ。すばらしい「mista」だった。今日は、念願のユカピー・クリスマスカードもゲットし、色んな意味で大満足!帰りがけマスターは、 ドラムの叩き過ぎかちょっとした酸欠状態で、軽い頭痛をうったえていた。まさに燃え尽きたという感じだった。そのまま、ボーヤのゴリさんの運転で BAGUに戻り、ママさんにライブ報告。マスターも頭痛はひいたようで、僕らと軽くつきあってくれた。今夜はホントにお疲れさまでした。

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絞りをミスりました。赤坂さんゴメンナサイ!

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