レコーディングを終えて

ミッチー

いよいよファーストCDのレコーディングを終えて、あとはリリースを待つだけとなったミッチー。 そんな彼女を見に今日は津島へGO!前回、酒飲みたさに電車で「くれよん」に行った時、ミッキーさんから 「連絡くれれば青塚駅まで迎えに行ってあげるよ」という有難いお言葉を頂いていたが、あいにく今日は一度 家に帰ってから車で来ている。ミッキーさんの自慢のバイクで「送迎」してもらうのは次回以降ということになった。 今夜の到着は1セット目の終わりがけ。お気に入りの「ナスとベーコンのパスタ」を注文し、岐阜のおっちゃん 夫妻とジャズ話などしながら2セット目を待つ。

ミッチーの生演奏は確か7回目かな。とにかく回を重ねてオリジナルがわかってくると、どんどん面白くなっていく。 加えてこのトリオがまた、すこぶるいいのだ。猿渡さんも、北川さんも素晴らしい演奏で、その持ち味を存分に発揮する。 かれこれ?十年間、付かず離れずコンビを組み続けている岐阜の巨匠2人が絶妙のコンビネーションで紡ぎだすリズムにのって リーダーであるミッチーの力強いサックスが店内に轟く。まさに「とどろく」といった感じ。 3人がそれぞれの役割をキチンとこなし、足りない仕事も無ければ、余分な仕事もない。まさにプロの仕事だ。 こういう「仕事」を目の当たりにすると心底うれしくなって、ついついまた聴きにきてしまうんだよなー。

2セット目はスタンダード特集。といっても、ゴルソンの1.や、パーカーの4.はバップ・スタンダード。 1.はTpが欲しかった。3.などもすんなりやらないところがミッチーの持ち味で、テーマを思い切りフェイクさせるなど、 アレンジも面白い。3セット目はオリジナル集でまとめる。全て「どこかで」聴いたことのある曲であった。 僕は2.がお気に入り。ミッチーに言わせると、この曲にナベサダの「my dear life」のイメージを重ねる人が多いようだ。 まさに、まさにその通り!言われて気づいた。「きっとどっかにスリこまれちゃってるんですね」と笑っていたが、 それってミッチーが中学生時代では・・・。僕もFMで毎週かかっていたあの頃(DJ:小林克也)を想いだしてしまった。 ラストは未だタイトルが決まっていないという、仮題:ロッキング・ベイビー(ゆりかごをイメージ)で締める。 CDではきっとタイトルが付いているであろう。どこに着地したのか・・・それも楽しみだ。

今日もいい音で、パワフルに鳴っていたミッチーのアルトであるが、この楽器をしっかり鳴らすためには かなりの「力」がいるようだ。演奏終了後、北川さんがミッチーの逞しい体をさして、

   「まるで、水泳かレスリングの選手みたいやなー」

とつっこんだ。しかしミッチー全くひるまず、

   「正しい姿勢でサックスを演奏すると肩とお腹に力がはいるんですよ。だから私、腹筋なんてすごいわよ。」

といって自ら腹筋をアピールしている。僕もちょっと触診(笑)させてもらったが、その「硬さ」にビックリ。 北川さんのお腹より数段硬いことは明らか。さすが、「この腹筋にしてあの音あり」なのだ。 そんなところにもプロ意識を感じてしまった。ファーストCDでも腹筋の脈動が聴けるだろうか。 次にミッチーを聴くのはどうやらCDリリース記念ライブになりそうだ。


second set
1.stablemates
2.there will never be another you
3.old folks
4.my little suede shoes
猿渡さん
北さん third set
1.paul'n paul (original)
2.arekara (original)
3.tenor madness
4.rockin' baby (original)

ちょいと紹介

まだ、リリースされてませんがミッチーのCDについて簡単に紹介しておきます。

  レコーディング : 2002年9月29日〜30日
  メンバー    : 小林美千代(as) 後藤浩二(p) 加藤雅史(b) 江藤良人(ds)

オリジナルがメインで、スタンダードも小さじ一杯ほどふりかけてあるそうです。 それにしてもメンバーが凄いですね。今、ノリにノッてるバリバリの若手売れっ子ジャズメンたちが ミッチーのオリジナルを媒体にしてどんな対話を繰り広げているのか興味は尽きません。 ヒジョーに待ち遠しいです。リリース日以降のライブは必須でっせ!

ミッチー3
このトリオのCDではありません。(念のため)

戻る