MJS、恐るべし!

セッション

岐阜と金沢
もっきりやさんとBAGUの共通点がひとつ。どちらも学生ジャズメンに広く演奏の場を提供しているということ。 お店に集合している学生さんはそのままBAGUに集る岐阜大学のミュージシャンたちを連想させる。 学生たちは一様にもっきりやのマスターを慕っており、マスターも暖かく大らかに彼らの音楽を見守っているように映った。 そういえば、名古屋で活躍するベースの日景さんも実はMJSの出身でもっきりやの常連でもあったらしい。 マスターは日景さんのことをこう語る。

  「彼はね。学生時代はホントに箸にも棒にもかからないヤツだったんですよ。」

といいつつも、今の日景さんの売れっ子ぶりに目を細めていた。もっきりやさんはいいジャズメンを 排出している。

岐阜の場合、学生ミュージシャンはBAGUでレギュラーライブに飛び入りしたり、土日にライブ枠をもらったり、はたまた実力のある学生は 猿渡さんの仕事に呼び出されることもしばしば。もちろんギャラも出る。 人前で演奏する機会が多いほど実力もつく。「1回のステージ経験は何十時間の練習より効果あり」とは猿渡さんの持論だ。 岐阜の学生ジャズメンはBAGUで人前で演奏することの緊張感とソロに拍手をもらう喜びを憶えるのだ。 そしてどうやらここ金沢もっきりやさんにもその味を占めてしまった学生たちが沢山いるようだ。こういう町はきっと層が厚くレベルが高いと 僕は確信した。

えっ!いきなり?
セッションはとんでもない難曲で幕を開けた。岐阜のセッションでは考えられない(笑)。 神崎くんも加藤くんもしっかりと吹きこなしている。加藤くんにいたっては「giant steps」要員として この曲が演奏されるときは必ず先頭にたってステージに上がるという。 そんな専門要員をかかえるMJS・・・う〜ん恐るべし!演奏が終わった後も二人はアドリブソロを吹きながら 客席に戻っていった。もう吹きたくて吹きたくてうずうずしているといった感じ。そして2.では、MJSの部長さんが登場。 ちょっと堅くなっていたが「音」はしっかりしていた。先輩達に見守られながら何とか最後まで完奏。 ドラムの中沢さんはもうプロ級の腕前。どうやらピアノの納谷嘉彦さんに呼ばれて名古屋でも演奏しているとのこと。 納谷さんから声がかかるなんて凄い。予想通り金沢のジャズ層の厚さはハンパじゃなかった。 そして、トロンボーンの谷村さんは斉藤先生の義理のお兄さん。先生のお姉さんの旦那様で富山在住。 今日ははるばる金沢までご夫婦で遊びにきてくれた。地元では社会人ビッグバンドに所属し、現役で吹いているとのこと。 中身の濃いセッションに何か得したような気分になってきた。 3.は斉藤先生と神埼くんの激しくも楽しいテナーバトル。金沢の次代を担うテナーマン神崎くん。 「神崎くんが中心になって、何とか地元のレギュラーバンドを作ってもらいたい」とマスターの期待も大きい。 それにしても楽しいセッションだった。願わくばいつか岐阜と金沢の学生が一緒に演奏しているところを 見てみたい。


after hour's session

1.Giant Steps
2.Smeday My Prince Will Come
3.Bye Bye Blackbird
セッション
神崎さん
斉藤先生の後継者? 神崎暁史(ts)
小森さん
Giant Steps 要員! 加藤寛之(ts)
中沢さん
実力はプロです! 中沢宏明(ds)
中野さん
MJS部長! 中野雄介(tp)
谷村さん
斉藤先生のお兄さん! 谷村佳之(tb)
神崎さん&斉藤先生
新旧 サックス馬鹿!

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