帰ってきたフレンズ!

三槻直子+フレンズ
三槻直子(vo) 後藤浩二(p) 北川弘幸(b) 猿渡泰幸(ds)

三槻さん&フレンズがやってきた yah! yah! yah!
2ndアルバム発売開始から約1ヶ月、満を持して三槻さんがフレンズのホームグラウンド「岐阜」に帰ってきた。 名古屋スターアイズを皮切りに東京・北関東と巡り、各地で好評を博してる今回の「CD発売記念ツアー」もいよいよ後半戦。 果たして5人はCD何枚分演奏したことだろう。幾多のライブ演奏を重ね、完璧に仕上げられているであろうレパートリーたちが 地元でたっぷり聴ける、そう考えただけでもワクワクして待ちきれない気持ちであった。
不思議空間「蔵」
岐阜3daysの初日は三槻さん初登場となる「蔵」。岐阜で唯一「完全予約制&入れ替え制」をとる月一ライブスポット。 1Fが受付兼楽屋、2Fがお店という間取りになっているため、受付でミュージシャンの楽屋裏を横目で見ながら、2Fの ライブ会場に進んでゆく形になる。因みに、僕が到着した時、後藤さん、北さんは椅子にどっしり腰を下ろして寛ぎ中、 猿渡さんは立ち上がって何やら歓談中、そして三槻さんは・・・・「お化粧中」(笑)であった。 素の4人は終始リラックス、いいライブが期待できそう。
親衛隊も勢ぞろい
岐阜随一の集客能力を誇るこのお店、今日もステージのまわりにはビッシリと若い女性客で埋め尽くされ立錐の余地も無いほど。 もちろん、お馴染みの顔もそこここに。麻衣ちゃん、梅ちゃんらヴォーカル教室の生徒さん、神出鬼没の大井さん、 名カメラマン中西さん、みっちゃん、エミちゃん、クマちゃん・・・・etc、皆この凱旋ライブを待ちわびていた岐阜の三槻フリークたちである。
On Red 'Dolphin' Street
トリオ演奏は、三槻ドルフィン直子さんにふさわしい曲から。 そして、三槻さんがCDジャケットに合わせて真紅の衣装で登場だ。しかし、ステージに通じる 「red dolphin street」はツバかぶり席を陣取るファンで塞がれていた。三槻さん「エーイッ」てんで、 お客様をかき分け、かき分け、ようやくステージに到着(笑)。 まずはCDタイトル曲(後藤作曲・三槻作詞)でご挨拶。本CDイチオシのナンバーである。 多くのジャズメンに取り上げられて、スタンダード化すれば・・・・ウハウハ印税生活も夢ではない?

収録ナンバーが次々に披露されてゆく。 一口にCDナンバーといっても、ファンにとってはライブでよく耳にしているお馴染みの曲あり、 CDのためにセレクトされた新曲あり、1−1のように自作された曲あり、と様々である。 僕にとっては今日のライブは、そんなナンバーたちのCDとの聞き比べ大会。 中には惜しくも選に漏れた1−5などもある。しかし、これらもより熟成されて次回作に登場することはほぼ間違いない。 そして三槻直子の代名詞となりつつある人気の前作ナンバー1−8、1−10により味わいが出てきたのは気のせいかな。 そこで一句、

  「2ndを 聴きすぎてふと振りかえる かの日に聴いた歌の美味さよ」 ひゃらりん

これは2nd漬けになっていた今日この頃、ライブでふと耳にした1stナンバーがより旨味を増して 心に響いてきたという管理人の率直な気持ちを歌った句である(なんちゃって)。


1st set
1.on green dolphin street (trio)
2.dedicated to you
3.old devil moon
4.you stepped out of a dream
5.morning
6.sometime ago
7.love dance
8.my favorite things
9.just one of those things
10.cheek to cheek
11.triste (an encore)
猿渡さん
後藤さん 2rd set
1.stella by starlight (trio)
2.easy to love
3.when lights are low
4.ladies in mercedes
5.be my love
6.just one of those thing
7.my favorite things
8.the island
9.it's easy to remember
10.vare cruz
11.dedicated to you (an encore)
12.take the A train (an encore)

入れ替えターイム!
1セットと2セット目の間は入替タイム、楽屋兼受付の1Fは、次のお客様でごった返している。 そして2セット通しで聴く僕らにとってこの時間は席替えタイム。といっても結構、自由がきくのだが・・・。 客席の顔ぶれがガラリと変わって気持ちも新たに2セット目スタート。
黄金のライト・ハンド
2−1のオープニング、後藤さんのソロが延々と続く。しかも右手のみの演奏だ。 目を閉じてイメージを感化しながら縦横無尽に鍵盤を駆け巡る黄金のライト・ハンド。 たった5本の指でこれだけ表現できるのだから凄い! 猿渡さんではないが、片方腱鞘炎になっても十分食べていける(笑)。 テーマが顔を出したところで、ベース、ドラムが絡みトリオとなった。
2ツブで4度おいしい?
2−4は、三槻さんがCD用にセレクトした新曲のひとつで、僕は生で聴くのはお初となる。 ミディアムテンポで小粋に歌い上げられ、ホッと一息つけるお勧めの一曲だ。 入れ替え制の面白いところは、同じナンバーが2度聴けるということ。 しかもそれが大好きな演奏だったらとっても得した気分になる。 僕にとって2−6はそんな曲のひとつ。今まで色んなアレンジで歌われているが、 猿渡さんの絶品ドラムとのデュオで始まり、そのまま物凄いドライブ感のなか北さん、 後藤さんが絡んでくるCD版がやはり一番のお気に入り。今日はこれに素晴らしいバースが ついて1ツブで2度美味しい仕上がり。いやはや2度も聴けるとは!
幻のあの音が・・・
今回のツアー、俊三さんはもちろん参加していない。 でも、不思議なことに2−9では、俊三さんのラッパが確かに鳴っていた。 少なくともCDを聴いた人の耳には聴こえていたはずだ。 いつか、あのデュオがライブで再現されることを祈りつつ楽しんだ1曲。
そしていよいよ柳ヶ瀬へ
2度目のアンコールはオーナー丹羽さんのリクエスト。「蔵」流のサービスだ。 さて、岐阜入り初日は上々のできばえ。三槻直子+フレンズの魅力が大勢のお客様に確実に伝わったことは間違いない。 そして明日は、いよいよBAGUライブ。BAGUは猿渡さんのお店であると同時に、 僕にとってもホームグラウンド。また違った楽しみ方ができるはず。 今日は打ち上げをパスして早めに帰宅。もちろん三槻さんへの挨拶はこうだ。

  「今日は帰りまーす。でも明日はとことん付き合いますよ!」

僕にとっては自宅から徒歩12分という非常に身近なジャズ・スポット「蔵」。 部屋に戻ってからも打ち上げのドンちゃん騒ぎが聞えるようだった。

北川さん 三槻さん

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