ボクの夏休み

中山静雄トリオ+牛嶋としこ
中山静雄(p) 市の瀬美音(b) 猿渡泰幸(ds) 牛嶋としこ(vo)

初めてのビール
今日はカイシャから夏休みをもらって、覚王山にあるスターアイズというお店まで演奏会を聴きにいきました。 お店に入ってすぐ、中山おじちゃん、猿渡おじちゃんを見つけました。 おひげがカワイイ、岩城おじちゃんがメニューを持ってきてくれたので、僕は「ビール」といういつも大人が美味しそうに飲んでいる 飲み物を注文してみました。今日は、シタッパーズの人たちも来ていて、マキトおにいちゃんが綺麗なおねえさんを二人も連れて「ビール」を飲みながら楽しそうに騒いでいます。 僕のところにもビールが来たので、恐る恐る飲んでみました。生まれて初めての体験です。うえーっ、にが〜い! こんな苦い水のどこが美味しいんだろう。大人の気が知れません。でもしばらくすると何だかイイ気持ちになってきたんです。 思い切ってもう一口飲んでみたら今度は苦くありませんでした。気がついたら全部無くなっているではありませんか。 そして何だか無性におかわりがしたくなりました。店員さんにもう1杯お願いしたところでおじちゃんたちの演奏会が始まりました。
大人の目
このセットは、中山トリオのテーマ曲でスタート。因みに今日は3人とも白タキではない。2−2は僕のリクエスト。 とてつもなく美しいバラードで、前回BAGUで聴いて以来、耳にこびりついて離れない。今夜スターアイズに お集まりの皆々様方にどうしても聴いてもらいたかったのだ。2−3もこのトリオの定番シルバーナンバーである。 このトリオのフリークならこの3曲で十分満足であろう。もちろん僕も大満足!それにしてもこのトリオはアイコンタクトが 微笑ましい。悪戯っぽくそれぞれの様子を伺い、ちょっとぐらい間違えたって笑って誤魔化す大らかさ。とにかくとことん演奏を 楽しんでいる。
としこおねいさん
あんなに苦かった「ビール」が何だか美味しくなってきました。 ちょっと頭がクラクラするけど、とってもいい気分です。歌のおねいさんがステージに上がりました。 昔、マリリンなんとかという、ガイジンのおねいさんをテレビで見たことがあります。目の前にいるとしこおねいさんが そのマリリンなんとかさんとダブって見えました。こういうおねいさんのことを「セクシー」というんだよって誰かがいって ました。でも僕はまだ子供なのでよくわかりません。2−5は、何だかとっても体が熱くなりました。中山おじちゃんはとってもピアノが うまいです。2−7は僕の大好きな歌です。としこおねいさんは、とっても優しく歌ってくれました。なんだかまた「ビール」が 飲みたくなってきました。今日は夏休みなので先生も許してくれると思います。

2st set
1.filthy macnasty (trio)
2.twilight on the hill top (trio)
3.doodlin' (trio)
4.i wanna be loved by you
5.quizas,quizs,quizas
6.willow weep for me
7.dream a little dream of you
8.summertime
猿渡さん
猿渡おじちゃんはプリンスです
市の瀬さん
ノセおじちゃんはセンニンだそうです
3rd set
1.the back beat (trio)
2.when you smiling (trio)
3.vacation of love
4.i wish you love
5.it's alright with me

殿も参戦
今夜の殿はちょいと体調が芳しくないらしく、まったくお酒を飲んでいなかった。ところが、演奏が進むに従って だんだん調子を取り戻してきたらしく、この休憩時間にはとうとうビールを注文。盛大な乾杯とともに宴会に参戦。 しばらくして中山フリークのお一人、医師とドラマーの2足の草鞋を履く福島先生が娘さんと遊びにやってきた。 お身内が増えて、ますます盛り上がる店内。とても月曜の晩とは思えない。 最終セットは福島先生が「これを聴かなきゃ帰れない!」とリクエストしたお馴染みのシルバーナンバーから。 さらにブロックコードを多用したちょいとレトロな味わいの3−2もなかなかのもの。 これは実験的な演奏だったようだ。このトリオ、まだまだ未知なるポテンシャルを秘めている。
ピーナッツ
3−3は有名な歌です。昔ピーナッツという人気者の二人のおねいさんが歌ってレコードが一杯売れたそうです。 としこおねいさんも、元気に踊りながら歌います。後ろを向いたとき、背中が全部見えていました。こんな洋服は見たことが なかったのでビックリしました。そしてちょっとだけドキッとしました。お店が揺れるような拍手がやんだとき、とっても キレイな歌が始まりました。このときビールも気持ちいいけど、こういう歌も気持ちいいと思ったのです。 幸せな気分になりました。3−4はおじちゃんたちの演奏がちょっとヘンでした。バラバラだったんです。 中山おじちゃんが、ピアノをやめて演奏がスットップしました。3人のおじちゃんはみんな苦笑い。 こういうこともあるんだなーって驚きました。今日は生まれて初めてビールを飲みながら、ジャズという音楽の演奏会を聴きました。 こんなに遅くまで起きていたのは児童館の「お泊り会」以来かもしれません。今日は先生がいないのでもっともっと起きていても おこられないからうれしいです。
そして反省会へ
さて、このトリオはある意味演奏が終わってからが本番(?)となる。 そう、「反省会」と称する宴会が待っているのだ。この日も坂を上がったところにある行きつけの店で、焼肉に舌鼓を打ちながら 「反省」開始。演奏中は絶対飲まない猿渡さんも、ここからは遥か前方を走っている中山さん、ノセさんを急ピッチでまくりにかかる。 第2コーナーを廻ったあたりでは完全に追いついているというのがいつものパターン。今日はさらに2人を抜き去り、絶好調〜! 得意の「ラスト1杯!」も飛び出した。僕はラスト1杯を10回繰り返したのを目撃したことがある(笑)。 シタッパーズ、ボーヤ(村瀬)を交えて延々深夜1時まで続いた宴会、いやいや反省会もお開きとなり。岐阜への帰路についた。
楽しかった夏休み
おじちゃんたちがスターアイズの上の「やぶや」というお店で、ウーロン茶に「ショウチュウ」というのを入れて飲んでいたのでボクもマネをしました。 ビールよりお酒臭くて、子供のボクにはちょっと無理かなって思ったけど、鼻をつまんで思い切って飲んでみました。 それから先のことはよく覚えていません。岐阜に戻ってきたとき、もう猿渡おじちゃんのお店は終わっていました。 おじちゃんは「もう一件いくぞ!」と言ったのでついていきました。そこには猿渡おじちゃんのお嫁さんと、宇都宮から遊びにきているお姉さんがいて、 TVを見ながらお歌を歌っていました。「カラオケ」っていうんだそうです。ぼくも一緒に学校で習ったウタを歌ってみました。もうフラフラだったけど 、大人のひとたちがやることが体験できて、とっても楽しい夏休みでした。そして大人って無邪気だなーって思いました。

牛嶋さん
としこおねいさんです
牛嶋さん
恋のバカンスはノリノリでした!

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