真夏のアンビリバボー・パーティー

小笠原輝彦クインテット
大野俊三(tp)カルテット + 小笠原輝彦(tp)クインテット

総合プロデュース
BAGUでは準レギュラージャズメン、客席にまわれば最強の宴会リスナー、さらに食品関連会社の社長さんという顔も持つ。 してその正体は・・・・もちろん「ミスター・チューズデー」と異名をとる小笠原輝彦さんのこと。 このパーティーの総合プロデューサーである。しかも企画、脚本、演出、宣伝、飲み物、食事の手配、 パー券のさばき、などなどすべて盟友岡田姉妹とともに自分達でこなしてきた。 それだけでも凄いのに「演奏」までしてしまうという離れ業(笑)。 テルさん、知奈美さん、茉美さんともども、一世一代の晴れ舞台に立つべく超二枚目でバッチリ決めている。
納涼パーティーの差別化
巷に納涼パーティー数々あれど、今宵のそれはそんじょそこらのパーティーとはわけが違う。 ビッグゲスト「大野俊三さん」の出演を得たことにより、今夏の岐阜で最も熱い音楽イベントとなることは 間違いない。超一流ジャズメンと過ごす真夏の夕べ。 会場は、チケットを購入してくれた地元優良企業のお歴々、岐阜市の関係者、そして多くのファンで 埋っていく。十数脚の丸テーブルに、チケット購入者あるいは団体の名前が書かれた札が掲げられており、まるで結婚披露宴状態。 各テーブルには、食べ放題のオードブルが置かれ、会場の隅にはフリードリンク供給ブースが2箇所。 皆さん、お好みの飲み物を確保してパーティーの開始を今や遅しと待っている。僕はもちろん速攻でビールをGET!
第一部 小笠原輝彦クインテット+松名茉美
まずは前座「テルさんバンド」で御機嫌を伺うという趣向。そういえば今日は水曜日、いよいよ「Mr.Tuesday」を卒業か・・。 今夜はバックのトリオが超一流、かつ会場には100名近い聴衆がいる。 明らかにいつもとは違う緊張感がステージを包んでいた。 そんな張り詰めた状態で、テルさんが最高のパフォーマンスを披露。 こんなテンダリー、BAGUでは聴いたことが無い!テルさん、やるときゃヤルね〜。 茉美さんもお馴染みのナンバーで登場。度胸が据わっているというか何というか、まったく緊張の色が 見られない。普段のBAGU通りのリラックス感をもって堂々とステージをこなしている。 逆に知奈美さんは、いい意味で緊張していたみたい。ちょっと硬い立ち上がりだったが、 バックの素晴らしいサポートに応えるべく徐々に艶やかな知奈美節になってゆく。こちらも テルさんに負けないくらいの好演。とにもかくにも華やかな前座バンドだった。

小笠原輝彦(tp)クインテット+松名茉美(vo)

 1.i remember april (trio)
 2.my scene (teru5 + mami(vo))
 3.tenderly (teru (tp) + trio)
 4.how high the moon (chimami (as))
 5.メンバー紹介 (chinami)
茉美さん
松名茉美(vo)
知奈美さん
岡田知奈美(as)
テルさん
小笠原輝彦(tp)
トリオ
竹下清志(p)トリオ

第2部 感動のアンビリバボー「奇跡のセッション 不屈のトランペッター大野俊三」上映会
さあ、お次はフジテレビ系の人気番組「たけしのアンビリバボー」のビデオ上映会である。 俊三さんが取上げられたのは、平成12年3月9日放映分。BAGUや猿渡さんも登場しており、岐阜のジャズファンにとっては 家宝級の映像に仕上がっている。このビデオ、俊三さんの波乱だらけの半生が実にうまくまとめられており、何度見ても感動できるお得な代物だ。 会場からは、もはや話し声ひとつ聞こえてこない。皆、完全にスクリーンに釘付けになっている。 ビデオの内容が知りたい方はコチラをご覧下さい。
上映会



スクリーンから飛び出した俊三さん!

大野俊三カルテット
大野俊三(tp) 竹下清志(p) 北川弘幸(b) 猿渡泰幸(ds)

第3部 大野俊三カルテット
アンビリーバボー上映が滞りなく終了し、感動の吐息が真っ暗な会場に静かに伝播していったその時、やおらステージにスポットが当たった。 そこに浮かび上がった映像は・・・今までスクリーンにいたはずの俊三さん!闇に目が慣れていただけにスポットに照らされた俊三さんは文字通り燦然と輝いていた。 場内に再び感動の波が押し寄せる。これほど効果的に出演者を紹介したライブが未だかつてあっただろうか!この憎い演出に危うくチビリそうになってしまった(笑)。 真打登場。会場のお喋りは消えたまま、まるで映画の続きを見るかのごとく今度は皆さんステージにのめりこんでいる。 そしてあのビデオの効果は凄かった。老いも若きもほぼ全員が、カメラ付き携帯でステージ撮りまくり(笑)。 ハハハッ、みなさーん世界的に有名なプレーヤーが今目の前で演奏しちゃってますよ〜、ナイスショット撮ってご近所に自慢してあげてくださいね〜。
夢一夜 ジョイント実現
しかし、ひな壇のカルテットは臆せず騒がず、ライブハウスと何ら変わらぬ演奏を届けてくれている。 気がつくと地元新聞社も取材に来ているではないか。このパーティーは、ここ岐阜では立派なニュースソースとなり得る。 さあ、ラストはお約束の全員セッション。この茉美さんのレパートリーは、賑やかに楽しくラストを飾るには最適なナンバーだ。 真剣勝負のカルテット演奏を終え、俊三さんにも朗らかな笑顔が戻っている。至極和やかな雰囲気でセッションに突入。 テルさん、岡田姉妹とも手ばなしで楽しんでいた。このパーティーの実現に向け、いろんなご苦労があったことは想像に難くない。 そして血の滲むような(大袈裟?)練習を重ねてきたことも確かだ。そんな苦労が、サーッと洗い流されるような夢の競演だったであろう。 ステージでリラックスしきっている主催者3名からは「やり遂げた」という充足感がありありと見て取れた。
雲の上には行かせません
ワン・ナイト・スタンド!束の間の水曜デビューはBAGUではなく、とてつもなく大きなステージだった。 こんな大仕事を成功させたテルさん。次回のBAGUは、また火曜なのだろうか・・・。 「飲んで・吹いて・騒いで」とにかくまたBAGUで陽気なパフォーマンスを見せて欲しいところ。 今夜、ちょいと雲の上に行きかけた「テルさんバンド」をまた手の届くところに引き戻さねばね(笑)。


大野俊三(tp)カルテット

 1.maya
 2.花
 3.alone together
 4.りんご追分
 5.cantalope island
 6.don't get around much anymore
   + teru quintet + matuna(vo)

俊三さん
大野俊三(tp)
俊三さん&茉美さん
俊三さん&茉美さん
猿渡さん
猿渡泰幸(ds)
3管
テルさん、知奈美さん、俊三さん
竹下さん&北川さん
竹下清志(p) 北川弘幸(b)

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