開演までのあれこれ

熱き実行委員長!
この1大プロジェクトの実行委員長を拝命された高井さんは、 岡安さんが絶大な信頼を置く「キッチンテーブルアンプ」の制作者。 岡安さんを「バンマス」と慕い、名古屋地方では常に行動をともにする良き仲間でもある。 もう「3度のメシより岡安芳明!」という熱きメカニック高井氏は、この日のために東奔西走。 発起人代表の誠一さんにどやしつけられながら、いよいよこの日を向かえた。 このイベントを企画段階から真摯に形作っていった影の功労者の一人である。
満員御礼札止め
今日のコンサート、かなり早い段階で、チケットはソールドアウト。 当日は、猫一匹入場できない状態であった。 間に合わなくて涙を飲んだファンも多かったのではなかろうか。 タダでいいから聴いてってくれ〜という局面のほうが圧倒的に多い昨今のジャズ界において これは異常事態であろう。 仮に、立ち見で構わないから入れて欲しいという当日客がいても、今日に限っては無理な相談だ。 それが、たとえバーニー・ケッセルやウェス・モンゴメリーでもダメなものはダメ! 長旅でお疲れのところ申し訳ないが、再び天国へお帰り願わねばならない。 それに今日は、バーニーもウェスも「間に合ってる」。和製でね(笑)。 かくも厳しく制限する理由、それはキャパをオーバーした瞬間に「ショーボーホー」という やっかいな代物に抵触してしまうからに他ならない。スマップやモー娘ならともかく、日本人のジャズのライブでこの 法律の遵守にこれだけ気を使わなければならない状況がかつてあっただろうか。(あったかも)
ナイス・スタッフ
因みにスタッフ一同はこの消防法適用外。スタップパスを首から提げた瞬間に、雑草や石ころと同じ扱いとなる。 だから焼け死のうが何しようがお上のあずかり知らぬところというわけ。 しかしながら、うっかり客席に座ってしまったり、仕事そっちのけでライブに没入しようもの なら、その瞬間に観客と見なされ、待ってましたとばかりに消防法が振りかざされるだろう(笑)。 たちどころに照明が落とされ、PA器機への電力供給はストップ、乱暴に緞帳が下ろされ、 ジャズメンたちは屈強な係員により次々とホールの外に放り出され、瞬時にしてコンサートは終幕! だからスタッフは一心不乱に各々の職務を遂行しなければならない。 もちろん、今日の優秀なスタッフの皆さんに限ってよもやそんなことは考えられないが・・・。 最も危険なのは他の誰でもないこの「僕」だ!
善意の手作りコンサート
今日のコンサートは、入場者のチェック、チケットのもぎり、会場の人員整理やガード、楽屋でのジャズメンのお世話などはすべて手弁当。 つまり高井委員長の号令のもと、善意で集まってくれた岡安ファンのボランティアで成り立っている。 かく言う僕も、熱き実行委員長に「記録係?」を依頼され、 スタッフの末席に加えてもらった一人。高井さんありがとうございます。
テロ警戒網
本邦ジャズ界の中核をなす主要プレーヤーが一同に会している今日の目黒区民センター。まさにテロリストの恰好の標的だ。 ここが奴らの手に堕ちたら、日本のジャズ界は間違いなく壊滅する! そのようなことがないよう、入り口では高田馬場「ホットハウス」常習者、いやいや常連さんが2名、厳しい警備の目を光らせていた。 怪しげなファッションに身を包み、奇怪な形をしたケースをぶらさげて通用口に進入してくる出演者の面々。 世間一般から見れば立派な不審人物だ。黒光りするケースにはラッパやサックスではなく、銃火器が仕込まれている・・・かも。 その点、先の二人は出演者の殆どと顔見知りであると同時に、侵入者がジャズメンなのか、テロリストなのかを瞬時に嗅ぎ分ける鋭い臭覚の持ち主でもある。 間違ってまぎれこんでくるおじいちゃんなどがいようものなら、羽交い締めにして警備室へ連行。厳しい取り調べの雨あられだ。 なーんていうのはウソですよ。至極紳士的に、やさしく事情を説明してお帰りいただいておりました(笑)。 しかし、彼らの嗅覚を鈍らせる意外な敵がいた!それは「朝」という時間帯。 ジャズメンの出勤時間としては確かに早過ぎるし、我々リスナーの活動時間帯でもない。 9時5時のサラリーマンが、午前2時に出勤せよ!と言われているようなものだ。 明るい陽の下で対面する馴染みのジャズメン。お互い明らかに違和感有りげな表情(笑)。 さすがの敏腕警備兵も少々戸惑い気味か?
ホームグラウンドの重要人物
そうこうしているうちに、岡安さんの真のホームグラウンドである高田馬場「ホットハウス」の 店主アキさんも会場に到着。僕は初めてお目にかかったが、豪快なお方。賑やかに皆に挨拶して、 楽屋に消えていった。この人もこのイベントの大功労者の一人である。アキさんの尽力なくして これだけのミュージシャンは集らなかったであろう。
いざ、開場!
いつのまにか会場の前には長蛇の列ができている。ステージからはリハの 音も漏れ聴こえてきて次第に期待は膨らんでゆく。 13:30、閉ざされていた扉が開け放たれ、どっとお客様がなだれ込む。 東京でもその名を馳せる地元のヘビーリスナー「岐阜のおっちゃん夫妻」、岡安さんの古くからの出演スポットである愛知県津島市の ジャズクラブ「くれよん」のマスター、ママさんも駆けつけてくれている。顔見知りの姿を見つけてちょっぴり うれしくなった。遠征お疲れ様!挨拶もそこそこに仕事(撮影&メモ)の準備。 そして14:00、いよいよ開演の時間。暗いステージに並ぶいくつもの黒い影。照明がともされた瞬間。 客席は固唾をのんだ!(プログラムへ続く)

警備隊長、高井さん、カンサクさん
警備隊長、高井さん、カンサクさん
開場1時間前
開場1時間前からこの列です!
おっちゃん夫妻
おー!岐阜のおっちゃん夫妻だー!
くれよんパパ、ママ
くれよんパパ、ママも到着!
開場直後
開場直後で既にこのありさま!

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