BAGU TOPICS 2002年10月12日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日目撃したスペシャリスト : 岡崎好朗さん(tp)、岩見淳三さん(ts)
目撃地点            : オアシス21(栄)


「オアシス21」 オープンイベント

角田健一ビッグバンド
超豪華!ツノケン&マリーンの・・・何と無料ライブ!
☆ ☆ ☆

ある日、東京でプロミュージシャンとして頑張っている大学時代の友人から電話があった。

  「今度、演奏で初めて名古屋に行くので見に来て!」

彼の名は「田中哲也」。名古屋へは角田健一ビッグバンドのリードトランペッターとしてやってくるという。 このライブ、どうやら栄に新規オープンした多目的広場「オアシス21」のオープン記念イベントの一環のようだ。 しかも抽選で800名様無料ご招待とあったので早速申し込んだが残念ながら抽選に漏れてしまい、広場の外から立ち見 というハメになる。後で聞いたら1万人の応募があったらしい。大方、マリーン目当て7000人、ツノケン目当て2999人、 田中哲也目当て1人といった応募配分であろう(笑)。

やがてツノケンバンドが登場。メンバーの中から何とか田中を見つけ出し、まずは一方的な「再会」を果たす。 さらに、回りのメンバーに目を移した瞬間、2名の「BAGUスペシャリスト」発見! 一人は4月のライブがまだ記憶に新しいギターの岩見淳三さん。今日は本職であるビッグバンドのバックでスインギーな ギターワークを見せてくれている。正装もカッコイイ。もう一人は、98年にグッドフェローズのメンバーとしてBAGUで 演奏してくれたトランペットの岡崎好朗さん。多くの曲でソロをとり、スポットライトを浴びる回数がマリーンの次に多かったような気が…。 その他メンバーも豪華な布陣で、人垣に押されながらの「立ち見」であったがステージに集中していてまったく苦にならなかった。 因みにメンバーは以下の通り。

  (reader,tb) 角田健一 (vo) マリーン
  (tp) 佐久間勲、田中哲也、岡崎好朗、田中充 (tb) 橋本佳明、中路英明、堂本雅樹
  (as) 池田篤、大山日出男 (ts) 川村裕司、佐藤達哉 (bs) つづらのあつし
  (pf) 西村和彦 (b) 池田達也 (g) 岩見淳三 (ds) 岩瀬立飛 (perc) 竹本一匹
前半はみっちりと角田健一オーケストラの演奏、後半は歌姫マリーンが登場してオアシス21のオープンに華をそえる。 この一風かわった公園は宇宙船をイメージしているらしく、今晩は宇宙や星にちなんだ曲が数多く散りばめられ、ロマンチックな趣向となっていた。 たとえカップ酒をガンガン飲みながらマリーンに向かって「ねーちゃーん。ええぞー!」と叫んでいるおじさんにギューギュー押されながらでもだ・・・(笑)。

さてコンサート終了後、バンドの面々は最終の新幹線に間に合うよう急ピッチで撤収にとりかかっている。 名古屋に残るのは田中のみらしい。楽屋前で待ち合わせをしていたのだが、目の前を中路さんや、池田さんがウロウロしているではないか! うーん、楽屋に入って片っ端からサイン貰いたい〜。

その日は田中と栄で3時まで飲み歩き(奴は下戸なので飲んでいたのは僕だけですが)、翌日は、彼のたっての希望によりテレビ塔と名古屋城に登ることに。 更に、きしめんを食べ、お土産に青柳ういろうを買い、名古屋フルコースを満喫して江戸に帰っていった。


角田健一ビッグバンド

1.star wars
2.stardust
3.moonlight serenade
4.moon river
5.fly me to the moon
6.theme of space warship "YAMATO"
7.dont't mean a thing
8.around the world
9.le fiesta
岡崎さん
岡崎さん(tp)目撃!

岩見さん
岩見さん(g)目撃!

マリーン with 角健Big Band

1.?????
2.left alone
3.mas que nada
4.autumn leaves
5.root 66
6.everything
7.spain
8.when you wish upon a star

オアシス21とは?

興味がある方は、コチラをご覧下さい。 とにかくこの手のライブが多数行われる可能性があるので要チェック。しかもオープンな空間なのでチケットゲットできなくても 外からすべて見えてしまいます。今回もリハーサルから人が集ってしまって、本番さながらの状況だったみたい。 つまりリハーサルもマル見えということ。写真に写ってる「水の宇宙船」の真下がイベントスペースです。とくかく広い!
オアシス21
テレビ塔の上から撮影

☆ ☆ ☆
角田健一
角田健一(reader,tb)
マリーン
マリーン(vo)
中路英明
中路英明(tb)
池田篤
池田篤(as)
橋本佳明
橋本佳明(tb)
 川村裕司
川村裕司(ts)
つづらのあつし
つづらのあつし(bs)
池田達也
池田達也(b)
西村和彦
西村和彦(pf)
岩瀬立飛
岩瀬立飛(ds)

田中哲也紹介コーナー(エコ贔屓度120%)・・・「田中哲也とは何者か?」
高校時代はブラスバンド部で活躍。立教大学入学と同時に同学のジャズオーケストラ「ニュースインギングハード(以降NSH)」に入部する。 しかしながら1980年に山野で優勝して以来低迷が続いていたNSHに見切りをつけた彼は、2年生の時に意を決して 早稲田大学ハイソサイエティオーケストラ(以降ハイソ)に移籍。翌年(3年生)、コンマスとしてハイソを率い山野に臨んだが惜しくも 準優勝(優秀賞)。しかしその翌年(4年生)は見事に優勝(再優秀賞)の栄冠を手にしている。 卒業後は長い長い下積み生活を送った後、角田健一のオーケストラにリードトランペッターとしてレギュラー参加。 2000年には待望の自己のビッグバンド「Hittin’11」を結成。 現在、都内ライブハウスを中心に得意のハイノートソロをフューチャーした大音響イケイケライブで好評をはくしている(らしい)。 「Hittin’11」のメンバーは以下の通り。
  (reader,tp) 田中哲也
  (tp) Rick Vogel、佐久間勲、羽毛田耕士 (tb) 小坂真里 (as) 大堀博士 (ts) 岡崎正典
  (pf) 渡辺剛 (b) やぢまゆうぢ (g) マツオカタケシ (ds) 辻田健太郎

彼はメイナードファーガソンを師と仰ぐ生まれながらのハイノートヒッター(彼の通常音域はダブルハイCから始まる)。 学生時代から、とにかく高い音を出すことに命を掛けていた。 だから彼に「迷い」や「邪念」あるいは「打算」は無い。ひたすら純粋にその道を歩み続けるのみである。彼にとってハイノートは武士道、騎士道にも 似た極めるべき「道」なのだ。その純粋さは人柄にもよく現れている。『音は高いが腰は低い』ミュージシャンらしからぬその性格は共演した多くの仲間に 支持されるであろう。先日羽島で岩見淳三さんにお会いしたときも、

  『彼は礼儀正しいし、面白い。好きなミュージシャンのひとりだよ』

という証言を得ている。彼の感心事のうち90%以上がラッパで締められているため、細かいことにはまったく無頓着である。 僕はそんな田中のハイノートに久々に接して、彼の内面から響いてくるある有名なスタンダードナンバーをキャッチした。

  ♪ I can’t give you Anything but Double High C ,Baby〜 ♪
今日もどこかで「珠玉のダブルハイC」が聴衆の耳をつんざいていることだろう。

田中哲也
ツノケンバンドではハイノート封印?
田中哲也
栄の中華料理屋で一曲披露。ピィーー!

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