BAGU TOPICS 2002年12月15日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日見かけたスペシャリスト : 名古路一也さん(b)
見かけた場所         : オリコーヒー (植田)


高橋誠トリオ

高橋誠(vln) 名古路一也(b) ティト・J・モンティ(p,acordion)

高橋誠さん&名古路さん
☆ ☆ ☆

マスターは恩人?
オリコーヒーとは地下鉄鶴舞線の植田駅にほど近いコーヒー屋さんである。 マスターとは知り合いで、僕にBAGUを教えてくれたのも彼だった。ある意味恩人かな。

  「柳ヶ瀬にジャズが聴こえてくる店があるんだけど行ってみないか」

とオリさんに誘われて二人でBAGUに顔を出したのがかれこれ4年ほど前だろうか。 2年のブランクがあったものの僕はこうして今、BAGUにどっぷり首まで漬かっている状態。 油断すると鼻まで漬かってしまい危うく溺れかかることもある。 オリさんは音楽に造詣が深く自身マリンバ奏者でもある。趣味が高じてこの店では月一回の ペースで色んなジャンルのミニライブを催しており、ジャズ寄りのライブがあると 僕にもお声がかかるというわけだ。今回は名古路さんがベースと聞いて二つ返事でチケットを 購入。

りりしきバイオリニスト登場
神出鬼没のベーシスト名古路さん。本当に色んなところで活躍していらっしゃる。 「どえれーとーえー」と言いつつ今日は植田に現われた。しかも珍しいヴァイオリン・トリオでの登場。 親方の高橋誠さんは「たかはし せい」と読む。寺井尚子さんもそうだが、なぜにバイオリニストは かくも凛々しく見えてしまうのか?セイさんもバイオリンを構えている姿は凛として実に堂々としていた。 彼が礎とするところは寺井さんとは少々異なる。そう、キーワードは「ジプシー」そして「ミュゼット」だ。 セイさんはあくまでそこに立って、ジャズ、ポピュラーへとその演奏の幅を広げてゆく。 今日は高橋誠のディープな世界と題してジプシーやミュゼットを存分に堪能させてくれた。
フランスのカフェ
1−4.や1−6.以外はタイトルだけ見ると馴染み無い曲・・・だなんて思うのは大間違いで、 どれもどこかで必ず聴いたことのある名曲ばかり。それは、町の大道芸人が奏でるバイオリンであったり、 あるいは「カフェ・ド・クリエ」でコーヒーを味わっている時であったり。フランスの民謡と呼んでも いいような「ミュゼット」というジャンル、意外と日本でもよく耳にするメロディーであり 、我々日本人の琴線をビンビン震わす哀愁味溢れるメロディーでもある。いつもニコニコとファンキープレイ を繰り広げる名古路さんもちょっと神妙(?)。いやいや、りりしいベーシストになっていた。


first set

1.el ultimo cafe
2.la valse a margaux
3.mon pot'le gitan
4.on the sunnyside of the street
5.if i were a rich man
6.blue rondo a la turk
誠さん&ティト
ティトはアコーディオニスト


マスターのオリさんです

second set

1.last tango in paris
2.ja vstretill vas
3.mama
4.indifference
5.le japonese
6.jounetsu tairiku
7.paper moon
8.lark (an encore)
9.czardasz (an encore)
10.love power dream (pr)

ティトの意外なお仕事
さて、ピアノとアコーディオン担当のティト。今日はアコーディオンの方が多かったかな。 ジプシーバイオリンにはアコの方が合うことは確かだ。実はティトは意外なジャンルのお仕事も していることが判明した。それは、

  「五木ひろしの全国ツアーのピアニスト」

というお仕事である。ちょっと意外・・・でもちょっと納得。

CBCイメージソング
高橋誠さんは、CBC(中部日本放送)のイメージソングの作曲者でもある。 実にバラエティーに富んだ演奏曲目の一番最後に「love powor dream」という曲をほんのサワリだけやってくれた。 これがそのイメージソング。テレビやラジオでよく流れているので名古屋近郊にお住まいの方ならどこかで聴いたことがあるはず。 上記ホームページでも聴けるので興味があったら「WHAT’s CBC」へGO!

ハプニング
ジプシー・バイオリンにはクラシックでは絶対に使わないようなテクニックが一杯あってもう耳で聴いて習得するしかないと語るセイさん。 今日もそのテクが楽器に負担となったのか、途中で弦が切れるという珍しいハプニングがあった。 しかし、慌てず騒がず残りの弦をフル活用。有事の時にこそその人の経験と実力が わかるというもの。セイさんはあくまで凛と演奏を続けた。 もちろん名古路さんだって弦が切れても顔色ひとつ変えないだろう。たとえ残り1本になっても何もなかったように 「ニコニコ」と弾き続けるに違いない。


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