BAGU TOPICS 2003年01月04日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日目撃したスペシャリスト : 北川弘幸さん(b)、後藤浩二さん(p)
目撃地点            : くれよん(津島)


リハビリ・ライブ

司さん
☆ ☆ ☆

ブルーな夜
松もとれて年末年始休暇もあとわずか。正月の暴飲暴食そして暴眠によりすっかり働く意欲を喪失していた僕は、 明後日からの仕事を目前にして非常にブルーになっていた。 鬱な気分で一人でもんもんと過ごす夜は体に毒だ。 かといって酒を飲む気もしない。こんなときは生音に限る。 丁度くれよんで鬱の解消にぴったりのライブをやっていた。 というわけで、重ーい体を引きずって津島へ直行。
まずは解毒
お約束の大井さん、そしてパパさん、ママさん、ミッキーさんの顔を見てちょっと気分が晴れた。 ステージでは後藤さん、北川さんが丁度デュオを始めたところ。 脇では司さんがタバコをくゆらせながら譜面に目を通している。 のどにしみる本場のジンジャエールが美味しい。 この辛さが休暇中間断なく接種し続けていた「毒」を一気に中和してくれるのだ。
司さんと三槻さん
司さんはかつて三槻直子さんのレッスンを受けるため熱心に東京まで通っていた時期があったらしい。 ある日そんな司さんに三槻さんがこう言い放ったという。

  「いっちゃん、もう来なくていいわよ…」

まさか、三槻さんは司さんを破門にしたのか…?いーや、違うんです。 この言葉の真意は「もう、あなたに教えることはないわ。ご自分のスタイルで精進してくださいね」ということだったのだ。 これは三槻さんご本人から聞いた話しなので間違いない。つまり、三槻スクール卒業、めでたく免許皆伝ということである。 昨年は寺井尚子グループのボーカリストとしてめでたく江戸デビューを果たした司さん。 これからもどんどん中央へ出て活躍してもらいたい歌手の一人である。 1−3や3−2などは三槻さんもレパートリーにして歌っている。 丁度一週間前もBAGUで歌ってくれたっけ。落ちついた大人の歌に酔いながら次第にブルーな気分は解消されていった。


first set

1.little piece in c for u (duo)
2.speak low (duo)
3.cheek to cheek
4.caravan
5.i've got a crush on you
6.fly me to the moon
北川さん

後藤さん

second set

1.i love you (duo)
2.hash-a-by (duo)
3.yesterdays
4.summer wishes, winter dreams
5.falling in love with love
6.over the rainbow

third set

1.goto-san's original (duo)
2.you stepped out of a dream
3.my funny valentine
4.i got rhythm
5.the way we were

北川さんと後藤さん
北川さん、後藤さんのデュオも珍しい。おまけに今日の二人は体調までお揃いなのだ。 休憩時間に北川さんが医者でもらった風邪薬を飲んでるかと思えば、後藤さんはスプレータイプの「のどヌール(ロングノーズ)」を口に突っ込んでいるではないか。 頑丈なジャズメンも風邪をひく時はひくのだ。3−1.は後藤さんのできたてほやほやのオリジナル曲。 タイトルはまだついていないが、昨年天に召された愛犬へのレクイエムだ。 綺麗なメロディーが妙に耳に残る。これぞ後藤ワールドの真骨頂! そして後藤ワールドのもひとつ後ろには北さんワールドが広がっている。デュオとなると一層際だつのが北さんのベース。 今日もびくともしない頑強なリズムで気持ちよいほどライブが締まる。 まさにタイコの分まで働いてる感じ。
リハビリ完了
気付いたらジンジャエールの2杯目もすっかり空になり、体も心もすっかり普段通りに戻っていた(気がする)。 酒が抜けてクリアになった頭には、今まで奥の方に追いやられていた仕事の案件がいつでも取り出せる場所まで浮上し、 ちょっとだけ働く意欲も湧いてきた。 約3時間のリハビリが思いのほか功を奏したみたい。事実、翌日はすっきりさわやか休日最終日を有意義に 過ごすことができた。長期休暇の締めくくりには「JAZZとジンジャエール」が欠かせない。

DUO 司さん

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