BAGU TOPICS 2003年06月29日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日目撃したスペシャリスト : 赤坂由香利さん(p,vo)
目撃地点            : スターアイズ(覚王山)


Shiny Afternoon

ユカピー
赤坂由香利(p,vo) 日景修(b) 黒田和良(ds)
☆ ☆ ☆

声との再会
去る5/28、ユカピーがいよいよファン待望の2ndアルバムをリリースした。 今夜はその名古屋お披露目ライブである。 僕にとっては3ヶ月ぶりのユカピー。かなりの大入りが予想されたにもかかわらず思い切り遅刻(イテテテ)。 案の定、スターアイズは満員御礼状態で、僕は仕方なく左奥のカウンターに落着くことに。 さー、聴くぞー、アレッ?声はすれども姿は見えず・・・。 そう、ユカピーはちょうど柱の向こう側。仕方ない、まずは声との再会のみ果たす。
主役不在
前日、前々日と降り続いた雨が上がり、この日は快晴ドピーカン。 梅雨の晴れ間には珍しいくらいカラリとした気持ちのいい日になってしまった。 「なってしまった」、このマイナス表現にはわけがある。 ご存知、2ndのタイトルは「rainy afternoon」。 雨のユカピーを前面に押し出したこの見事なタイトル、そしてジャケは雨に濡れるカフェの窓、 さらに今はちょうど梅雨真っ只中、あとは主役の「雨」を待つのみ。 しかし、やつは土壇場で怖気づいたか、とうとう名古屋には現れなかった。 急遽トラで「晴」が名古屋の空を覆うことに。 「雨」さんにはせめて、夕立でのスポット出演を願ったが、どうやらそれもかなわなかったようだ。 世に「雨」と「t・A・T・u・」ほど気まぐれなものはない(笑)。 でも「shiny afternoon」だって悪くないさ。
ユカピー with 地元ユニット
本日はCD発売記念ながら、メンバーは地元の実力派若手ユニットとのトリオ。 このトリオもすっかりお馴染みとなっている。 1−4は、日景さんとの濃厚なデュオ。2nd収録ナンバー。 柱の向こうのユカピーとアイコンタクトをとりながら、トロピカルモードの日景さんがブルージーなソロをとる。 1st収録の1−5は、黒田さんが見事なソロでステージの高揚感を絶頂まで持ってゆく。 うーん、このトリオ結構好きです。
風邪が吹けば桶屋がもうかる
2ndアルバムは、株式会社「富士通テン」殿の全面協力で製作されたという。 カーステレオメーカーであるこの会社は、ある先見性に富んだ営業哲学によりユカピーをバックアップすることを決定した。

  カーステレオが売れるのはCDがあるからだ!
          ↓
  CDがあるのはミュージシャンがいるからだ!
          ↓
  ミュージシャンが活躍すればCDがより沢山売れる!
          ↓
  CDがより沢山売れればカーステも沢山売れる!
          ↓
  ミュージシャンに活躍の場を作れ!バックアップせよ!(経営判断)

そのバックアップ対象がユカピーだったというわけだ。面白い「縁」である。 さらに、タイアップ企画として、カーステ「ECLIPSE」のハイグレードモデルを買うと漏れなく「rainy afternoon」が付いてくるという。 それを聞いて誰かが「逆だったらいいのにな〜」と漏らしたらしい(笑)。気持ちはわかるが・・・、富士通テンの思惑はこうだ。

  「ユカピー聴くなら是非Eclipseで!」


first set (遅刻)

4.black coffee
5.you'll never know
6.let's stay together
日景さん

黒田さん

second set

1.street life
2.i didn't know what time it was
3.'round midnight
4.how high the moon
5.i feel the earth move
6.how do you keep the music playing
7.summertime
8.rainy days and mondays (an encore)

祝!CD完売!
この日を待っていた名古屋方面のファンは多い。僕の知ってる限りでは、 山下さん、しげぞうさん、久美さん、ふうたさん、そして渋谷さん、Kancoちゃんも、 もちろんカウンターには御大内田先生のお姿も見える。 聞くところによると、東京からあのジャコパーさんもおいでになっていたようで、店内は リピーターの面々で大変な騒ぎになっている。 1セット目が終わり、その足でCD購入。早速サインを貰いにいったら、すでに2,3人並んでいるではないか! どうやらこの休憩時間に飛ぶように売れたらしい。2セット目の最初の挨拶は、

  「おかげさまで2ndCD完売いたしました〜!でも1stは1枚も売れてません」

というものだった。危ない危ない、終わってから買おうなんて悠長な気持ちでいたら買いそびれるところだった。 ユカピーのCD発売記念ライブは「スーパーのバーゲン」のつもりで臨むべし!

セカンドの色
さて、ステージ真正面の席が空き、ママさんに促されてその特等席に移動。 これで晴れて声も姿も見えるポジションを確保。 渋〜いピアノ・イントロからして雰囲気満点なのが2−3。 ピアノも歌もこの時間帯のスターアイズにベストマッチ。思わずビールおかわり(何でやねん)! 2−4は僕のお気に入りの演奏。クリスマスライブのフルピーとのぶっ飛びの掛け合いが想いだされる。 もちろんそのドライブ感、スピード感では若手名古屋ユニットも引けをとらない。思い切り乗せていただきました。 キャロル・キングの2−5は、初めて聴いたかな?ユカピー節が映えまくるベストセレクション。 1stでいうと「mista」に相当するこの曲。黒田さんの切れの良い強力な8ビートに自然に体が動き出す。 日景さんのリズムもバッチリ!あー、また聴きたい。
セカンドの香り
2−6は、是非2nd入りして欲しいと願っていて、それがかなった1品。 ルグラン作だったとは知らなかった。何故かいつも雨を連想させてくれたこの歌。 今日も気持ちの上では「雨」が降ってた。イイ曲ですなー。 さて、そろそろ終電を気にしつつ時計とニラメッコの時間帯がやってきた。 場合によっては、早退ということも考えたが、アンコールの2−8のイントロを聴いてしまっては もう動くことが出来ない。そのまま椅子に釘付けになり結局残らず聴いてから席を立つ。
眠れない夜
帰宅時は、既にmonday。ここで2ndCDをかけながら安眠・・・のつもりが、 曲が進むにつれて目がどんどん冴えてゆく。全部聴き終わったところで、明日の仕事にちょっと危機感を憶えながら 2度目の再生ボタンをプッシュ。そして・・・あれっ、また全部聴いちゃったよ、おい!午前3時、もう怖くて再生できません! 翌朝も快晴。寝不足の目に太陽がまぶしいー。岐阜に「rainy afternoon」がやってくるの果たしていつだろう。

ユカピーさん 日景&黒田

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