BAGU TOPICS 2003年12月28日

万照屋台繁盛記 SF編

万照さん&古ちゃん
万照さん & 古ちゃん

イルミネーション
Xmasが近づくといたるところで焚かれるイルミネーション。 駅や商店街はもちろんのこと、最近は普通の民家でも電球でグルグル巻きにして、一晩中パカパカと点滅させている光景をよく見る。 この地方で有名なのは、名古屋駅のツインタワー、木曽三川公園といったところかな。 実は、ここ岐阜の長良公園にも先の二つに負けないくらいのイルミネーション・イベントが存在することをご存知だろうか。
岐阜の風物詩
このイベントは、すべて地域ボランティアで賄われる近隣住民主導型の活動で、 キャッチフレーズに強い意気ごみが感じられる。

   「夏は鵜飼、冬は長良公園のイルミネーションが岐阜の風物詩と認知されるように・・・」

売りは日本一の高さを誇るツリー(28メートル)らしい。詳しくはコチラをご覧あれ。

万照屋台
このイベントに屋台を出しているのが、岐阜が誇るお祭りバンドマン「野々田万照」氏。 忙しい仕事の合間を縫ってテキ屋のおっちゃんと化していた(笑)。 この日も、万照屋台は大繁盛。久嗣兄さん一家、太田さん一家、古ちゃん、カトちゃん、ユウサク(カトちゃんの親友)、 など万照ファミリーが勢ぞろい。鮎焼き道師範代の古ちゃんなどは厨房で調理を手伝っていた。 フライドポテトのような「する天・万照バージョン」とホクホクのチキン・ナゲットを食べながら折角なのでしばしイルミネーション鑑賞・・・うー、サブイ〜。 日によっては特設ステージで万照さんのサックスがタダで聴けるとのこと。(因みにバックはカラオケ)
鵜飼をぶっとばせ!
長良川の鵜飼に肩をならべようという、この大それたイベントだが、実はまだ3年目。 1300年の鵜飼に対抗するにはちと歴史が貧弱だ。まあ鵜飼の歴史にも3年目があったわけだが・・・。 興味を持った僕は、友人から借金の形にもらった中古のタイムマシンで1300年後の長良公園に旅立つことに。 ところが、マシンが旧式だったため最高で30年後にしかいけなかった。まあ、いいか。 30年後の今日、驚いたことにちゃんとイルミネーションが輝いている!岐阜城も健在だ。 ただ、金華山の中腹にヘンな形をした光る飛行物体がうようよ浮いているのが少々気になったが、きっと 未来の乗り物だろう。その中の一つがこちらに向かって物凄い勢いで飛んできた。うわっ!
万照じいさん登場
ヘンな飛行物体から降りてきたのは、メガネをかけた白髪のおじいちゃん。 ひと目で万照さんだとわかった。あー、あれから30年、まだ続けていたんだ。声を掛けようと 近づいたとたんに、屋台のあった場所で鈍く光っている卵型のブースに吸い込まれていった。 入り口は無く、ほんとに体が吸い込まれていったような感じ。 僕も勇気を出してボーット光る卵に近づき恐る恐る手を触れてみた。おやっ、壁じゃない。 あっ、入れる。スーッ、一瞬目の前が真っ白になりやがて壁らしきものをすり抜けた。 そこには・・・!
その後の万照ファミリー
「いらっしゃいませ!」と声をかけてくれた老人。あー、久嗣兄さんだ! 眉毛も髪も真っ白だが、顔の形ですぐにわかった。確かに久嗣さんである。 する天を揚げているのは古ちゃんか?すっかりイイおじいちゃんになっている。 その時、けたたましく笑いながらブースに入ってきた女性が・・・。 カ、カ、カトちゃん!入ってくるなり久嗣さんから「今度、近所のじいさん紹介したるわ」と からかわれていた。どうやらまだ独身を貫いているらしい。 「ユウサクがいるから、いらんわそんなじいさん!」と切り返すカトちゃん。な、な、なにー! ユウサクはまだ生きているのか!獣医学もかなり発達しているみたい。 「ハイ、みんなそろったところで記念写真とりましょうか、ホームページ用の」 優しい笑顔のご老人が杖をつきながらカメラらしきものを構えている。ハハハッ、フリーマンさんだった。
ひゃらりん、ピーンチ
「お客さんも一緒に入ったら」万照さんに勧められたが、未来にいる証拠を残すことは固く禁じられているため、 オーダーした「スル天」を受け取って逃げるようにブースを出る。フー、危ない危ない。すると古ちゃんが追いかけてきて 「あのー、代金まだなんですけど」と声をかけられた。まずい!ここで100円玉なんか出したらどう思われるだろう。 この時代の通貨は一体何?思わぬピンチ到来。もうこう言うしかなかった。 「あれっ?やばい、財布忘れちゃったみたい、ゴメンナサイ。いくらでしたっけ?」困ってるところに古ちゃんが 「200サワタリやけど、いいよ今度で。こんな老人ばっかの屋台だけど、また来てくだされ。ゴホゴホゴホッ」と優しい言葉を かけてくれた。有難う、風邪に気をつけてくださいね・・・とつぶやきながらホッと胸を撫で下ろす僕。 でも、「200サワタリ」って何だ?岐阜だけで流通している通貨だろうか?そういえば、30年後の長良公園はまったく寒くなかった。 まるで公園中に暖房が効いているような感じ。
先行投資
貴重な体験をしてまた2003年に戻ってきた。まったく同じ場所に万照屋台。 「あれ?ひゃらりんさん、また戻ってきたんだ」毛の黒い久嗣さんに声をかけられた。 「ええ、する天もう一つ食べようかと思って」。本日3つ目のスル天を注文すると、 待ってましたとばかりにすーぐ出てきた。 「200エンになります」という古ちゃんに400エンを渡し、 「今度来た時タダで食べさせてもらうからね」とだけ告げて、ダッシュで公園を後にした。 どんどんイルミネーションが遠ざかり、キーンと冷える帰り道。やはり冬は寒い方がいい。。。

万照屋台
いろんなもの売ってました
ナゲット & する天
売れ筋!ナゲット&する天

イルミネーション
こんなんもありました

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