BAGU TOPICS 2004年2月21日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日目撃したスペシャリスト : 北原雅彦(tb)
目撃地点            : SOMEDAY(新橋)


イケイケ ラテン9ピース!

遠征の夜
今日は珍しく東京遠征。 昼間に夢心地でホールコンサート(岡安芳明君に元気を出してもらおうコンサート)を 堪能して満腹状態かと思われた僕のお腹も、夜が更けるに従って次第に今度はライブハウスの音を求めてグーグー鳴り出した。 やはり、ジャズクラブはホールコンサートとは別腹ということか・・・(笑)。 向かった先は新橋Someday。30分ほど並んで予約順に入店させてもらえるという慣れないシステムに少々戸惑いつつも、 微かに漏れ聞こえてくるリハの音にワクワクしながらopenを待つ。因みに今夜はこんなバンド。
   SOMEDAY LATIN JAZZ ORCESTRA 『 ORQUESTA ALGUN-DIA 』
      【前方ホーン隊】伊勢秀一郎(tp) 田中哲也(tp) 北原雅彦(tb) 竹野昌邦(ts) 近藤和彦(bs,as)
      【後方リズム隊】井上祐一(p) 池田達也(b) 宮崎まさひろ(ds) 鈴木ヨシロー(perc)
今回は写真を撮れなかったので説明しますと、ステージでのポジションもこの順番。 北原さんへBAGUライブの反響を伝えるのと、学生時代の後輩であるラッパの田中くんに久々に再開するのがこのライブを 選択した理由であった。
 

1st set

1.golden tiger (arr. kitahara)
2.in the rain storm (arr. ise)
3.be bop (arr. kondo)
4.morning shower (arr. kitahara)

2nd set

1.market place (arr. tanaka)
2.think on me (arr. ise-san)
3.in walked bad (arr. kondo)
4.spanish harlem (arr. kitahara)
5.???? (arr. tanaka) (an encore)

遠征の夜
このバンド名『ALGUN-DIA』とはスペイン語で「SOMEDAY」という意味らしい。 月一でマスター森氏がプロデュースするラテンバンド、それが「アルグンディア」というわけだ。 メンバーが、それぞれ作曲した、或いはアレンジした曲を持ち寄り、当日リハーサルを行いそのまま本番を迎えるという趣向。 それで、これだけ凝ったアンサンブルを聞かせてくれるのだから凄いことである。まあ、ハプニングは一杯あったけど(笑)。
ご対面〜
この日は、北原さん出演ということでスカパラフリークが数多く参戦しており、ほぼ満席状態。 北原さんが出ると出ないとでは目に見えて入りが違うらしい。そんな中、北原ファンサイト キタちゃんの会を運営し、昨年の北原−浦田ライブを 関東方面から支援・宣伝してくれた「ポチッコ」さんもお友達と一緒にライブを楽しんでいるはずだった。 因みに彼女は、自らもボントロ修行中! しかし参戦予告を貰っていたものの、僕は顔を知らないのでなかなかファーストコンタクトがとれない。 田舎者光線を360°全方向に向けて振り撒いていたつもりだったんだけどなかなか気付いてもらえなかった(笑)。 挙句の果てに、この子じゃないかな・・・なんて当たりをつけてアイコンタクトを送ってみたものの、不振な目で 睨み返されて思わずドギマギなんて場面も。四十ヅラ下げて何やってんだオレは〜、とちょっと自己嫌悪。 そしたら田中と話しているのを手がかりにポチッコさんの方から声を掛けてくれた。ひとまずコンタクト成功! BAGUライブ後方支援のお礼を伝え、相席させていただくことに(不慣れなライブハウスで一人ぼっちは寂しい〜)。 ポチッコさんの第一印象は、「おしとやか系」の女の子。普段ライブハウスではあまり見かけないタイプだった。 (ホントは全然違うらしいが)。ハイテンションなファンサイトからして、ハイテンションな外見の女の子に当たりをつけてし まったのが僕の敗因だ(笑)。しかし、彼女の北原雅彦心酔ぶりはモノホン!
ジャズメン北原雅彦
5管の演奏はとにかく大迫力!BAGUでやったら即苦情がきそうな大音量イケイケライブ。 田中は相変わらずハイノートをヒットしまくり。ラテンバンドにはうってつけの音である。 しかし、ちょっとしたミスも有り。まあ1ヒット1エラーってとこかな(笑)。休憩時間に落ち込んでたけど、ドンマイ、ドンマイ! 彼が持ってきたのは当然の如く心酔してやまないファーガソンのナンバーだった。 好対照なのが伊勢さん。穏やかな語り口同様に味のある大人のラッパで和ませてくれる。森マスターもちゃんと練っていますねー。 田中が二人いたらイキ過ぎる。伊勢さんが二人だとシブ過ぎる。なるほど、ちょうどイイ取り合わせ。 伊勢さんのMCはマジでいいです。「日本昔話」が始まったかと思うほどほのぼのムード。名古屋でこんな味だせる人は皆無です。 さて、真ん中でボントロを振り回すのはジャズメン北原雅彦。相変わらず光ってる。 東京ではかなりジャズの仕事が多いようで、その筋でも引く手あまたと聞く。とにかく忙しいお方。 1−1、1−4など精悍なスカパラナンバーを豪華なメンバーでジャズる。
ドラフト上位組?
テナーの竹野さんと、バリトンの近藤さんはともに学生時代にヤマノで最優秀ソリスト賞の受賞歴を持つ。 伊勢さんに言わせると、ドラフト1位でジャズ界に入ってきた人たちだそうだ(笑)。 近藤さんは本当に軽々とバリトンを吹く。音もクリアで昼間あまり聴けなかった分、ほぼ目の前で存分に楽しむことができた。 1−3は、バップ定番曲をこれでもかってくらいコテコテのラテンにアレンジ。テンポも拍子もコロコロ変わるハードなアレンジだったが 皆さんちゃ〜んと聴かせてくれた。竹野さんは実は大学の1つ先輩にあたるのだが、失礼ながら知らなかった。 現在はデルソルのメンバー。あとスタジオワークが多いみたいで、ノンジャンルで活躍していると聞いた。 今日は、いろんな引き出しのなかから、御得意のラテン系で熱い熱いテナーを披露。ノリノリのソロに体が自然に動く。
ラテン最強リズム陣
リズム陣がこれまたゴキゲン。池田達也さんは、さすが万照さんの大親友だけあってMCもハナからウケ狙いに走る! 「どうも〜、TOKIOの山口達也です〜」って自己紹介。ベーシストで「タツヤ」というと世間一般では山口達也を指すらしい。 さらに達也さんは佐賀出身。ところが、佐賀出身のベース弾きというと、今度はハナワが先頭に来るという。 そんな不遇な(?)達也さん。エレベを聴いたのは今回が初めてだったが、バカテクかつ芸が細かい〜。 この人も凄く高いレベルでしのぎを削っているプレーヤーの一人。北川さんからの「よろしく伝言」をしっかり伝えて、思わず CDまで買っちゃった。タイコの宮崎さんも僕は初めてお目にかかる人。どちらかというとジャズ畑の人ではない? でも、ラテンは最強ドラミング。デラルスで活躍する鈴木さんのパーカッションとの掛け合いはエキサイティングの一言。 不健康の見本にようなミュージシャンには珍しく「健康オタク」だという鈴木さん。そのプレイは、純粋にカッコイイ! ピアノの井上さんは、バックに徹していた感がある。しかしながらソロではキラリと光るラテンのり。 うーん、ピアノトリオで聴いてみたかったな〜。
24時間営業
新鮮なお店(いいハコです)と新鮮なバンド。名古屋方面じゃなかなか聴けない熱いライブだった。 終了後、早速北原さんにご挨拶。相変わらず気さくなお兄さんだ。浦田さんにお願いしてまた来てもらわなきゃね・・・。 その後は、列をなすファンの女の子のための面会タイムに突入。「次の方どうぞ〜」って感じ(笑)。 ポチッコさんも生写真にサインをもらったり、お話したりと大忙し。 スカファン側から見たライブレポが先のキタちゃんの会に 上がっているので興味のある方はご覧あれ!(わたくしも登場してます)。 さて、その後は田中と午前3時まで飲み明かし、3:30に就寝。よくよく考えたら昨日、起床したのが3:30だった。 丸一日起きていたことになる。しかもジャズにまみれた24時間。うーん、年に一回くらいはこういう日も悪くない!

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