BAGU TOPICS 2004年8月12日

BAGUスペシャリストは今・・・

BAGUのスペシャルライブで演奏してくれた数々のミュージシャンたち。「BAGUスペシャリスト」とは彼らに冠せられた称号 です。様々なジャズシーンで活躍されているスペシャリストの皆さんを街のジャズクラブで見かけることもしばしば・・・。 これはそんなジャズメンたちの「目撃談」です。

今日目撃したスペシャリスト : 赤坂由香利(p,vo)
目撃地点          : 名古屋ブルーノート


真夏のユカピー初戦突破!

名古屋ブルーノート
赤坂由香利(p,vo) 古野光昭(b) 関根英雄(ds)

祝!名古屋ブルーノート初出演
赤坂由香利トリオ名古屋ブルーノート(以降BN)出演決定! このビッグニュースにユカピーHPの掲示板は「おめでとう!」という祝辞で溢れかえった。 ジャズメンたるものいつかは出演してみたいライブハウス、BNはそんなステータスを持ったハコなのだ。 本家NYは別格として、国内(東京・大阪・名古屋・福岡)ならどこのBNだって大差ない。 BN出演は、演歌歌手なら紅白歌合戦出場に等しく、ロックミュージシャンであれば武道館や東京ドームでのライブを勝ち取ったようなもの。 だからユカピーのジャズメンとしての格付けも確実にワンステージアップしたといえよう。 今頃近辺でウワサの的になっているはずだ。

 主婦A「ねーねー、奥さん知ってる?」
 主婦B「どーしたの?血相変えて」
 主婦A「赤坂さんとこの由香利ちゃん。BNに出演なさったんですって」
 主婦B「あらやだ!凄いじゃない!とうとうウチの町内からもBN出演者が出たのね〜」
町内会の草むしりの日に、こんな会話が飛び交っているであろうことは容易に想像ができる(なわけねーか)。
ユカピー愛好会岐阜支部
こうなるとわれわれファンも黙ってはいられない。 僕ら中部地区のユカピーフリークからしてみれば、初登場が名古屋だということが非常に重要なポイントなのだ! なにはともあれ、この歴史的イベントに一緒に立ち会うべく同志を募ることに。 岐阜でユカピーに縁のある人物に声を掛け、4人で参戦することが決定。 ユカピーのお気に入りのボーヤ「シモ」、岐阜方面のユカピーライブは皆勤を誇るライブ仲間「みっちゃん」、 さらにずっと前からユカピーに並々ならぬ興味を示していた歌とピアノを修行中の「ヤワラちゃん」、そしてワタクシひゃらりん。 4人4様の思いで名古屋に向かった。
お馴染みの面々とご対面〜
因みに我々は仕事の関係で2セット目からの参加。4人とも初めての店なので、ちょっとドキドキ、ソワソワ、オロオロ。 地下に向かう階段で開場を待つことになるわけだが、そこには既にお馴染みの顔が当たり前のように並んでいた(笑)。 そしていよいよオープン!しかし、いきなりサービス券の使用可否をめぐってひと悶着・・・。 イテテテッ、システム理解不足ですわ。初心者マークを付けておくべきだった〜。 それでも何とかゲートを突破。丁寧な店員さんにエスコートされて無傷で広い綺麗な店内に潜入できた。 「お好きな席へどうぞ」と言われたもののマゴつく4人。結局、物理的にピアノに最も近い席に陣取った。 田舎者根性まる出しである(笑)。気がつくと同じ岐阜の仲間である大野先生のグループも近くに座っているではないか。 主役に近づきたがるのはどうやら岐阜ジンの習性のようだ。
熱闘!ブルーノート
ビールでカンパイをした途端、落ち着きを取り戻した岐阜チーム。 改めて店内を見渡すとそこここにカキコメンバーの顔、顔、顔。 各々、好き勝手なポジションでユカピー、フルピー、ヒデピーの「音」を受けとめようとしていた。 今、まさに熱戦が繰り広げられている甲子園にたとえるならば、みな初出場のチーム(トリオ)を応援に来ている応援団だ。 既に第一試合をたっぷり楽しんで、満ち足りた余裕の表情で談笑している面々にまずはご挨拶廻り。 第一試合は見事な完封勝利で初陣を飾ったらしい。
守って勝つ!BN=落合野球
ここで、第二試合の守備陣形を見てみよう。私の記憶では下図のようなポジション取りだったはず。 但し、お客様がこれだけだったわけではないので誤解無きよう! これはあくまで私が認識しているお馴染みリスナーのポジションであって、客席はほぼ満席だったことを付け加えておかねばね。 特筆すべきは背番号LMP番の三名。なんと、お盆休みを利用してはるばる関東方面から応援に駆けつけてきてくれたコアな皆さんである。 BBSではしょっちゅうお見かけする「有名な」ハンドル名を紹介され、なんか妙に上がってしまったなー。 大坂虎達さん、NAKAOさん、宮本さん、遠路はるばるご苦労さまでした! こうしてみると右翼(ユカピー周辺)の守備がかなり厚くなっているのが特徴的だ。 渋いポジ取りの山下さんは左翼でビジュアル性を重んじたか。大坂さんはバランス重視のナイスポジション。 そして、塀際の魔術師と異名を取るふうたさんチームは最後列でホームラン性の音をキャッチするべく集中している。 さらに御大内田先生は、指定席とおぼしきカウンターの一角で杯を傾けていた。 くどいようですが、他の席も埋まってますので誤解無きよう(笑)。
守備陣形

祝!名古屋ブルーノート初出演
さあ、ちょうど2杯目のビールが届いたところで店内の照明が落とされた。 ユカピー、フルピー、ヒデピーがそれはもう厳かに登場。 スターアイズやラブリーとは違い、BNにはちゃんとした「楽屋」があるので、店内の一角からステージに移動するわけではない。 どこからともなく現われたって感じ。息音をたてるのもはばかられるような静寂に一瞬息苦しくなりかけたが、第一音を聴いて フッと緊張が解けた。僕を窒息死から救ってくれたのは「street life」だ。練りに練られたであろう曲構成はかなりバランスのよいものだった。 MCはいたって控えめで、今夜ばかりは「おとぼけユカピー」は見られない(笑)。 赤坂由香利トリオ発表会といってもいいような張り詰めた雰囲気。ユカピーもそんな気持ちだったのではなかろうか。 そんななか、お約束の「フルピー、ヒデピー愛のデュオ」はしっかり執り行われひと安心。 しかし、1セットって本当に短いものだ。あれよあれよという間にもうラスト。 灼熱の名古屋の真夏の夜をクールダウンしてくれたアンコール曲は美しきルグラン・ナンバーだった。
幻のブループレリュード
BNでは、出演者のイメージに合わせた創作カクテルを当日のライブメニューに加えるのが通例となっているようだ。 ユカピートリオのイメージで作られたのは「ブループレリュード」という青いカクテル。 僕らは、ライブ終了後にそれをオーダー。ところが店員さんから意外な、実に意外な返事が返ってきた。 「スミマセン、既にオーダーストップしております」。えーー、ウソッ! まわりを見渡すと、すでに空いた席の椅子がテーブルの上に乗せられ、フロアクリーニングの準備が始まっているではないか。 また、初心者的ミスを犯してしまったようだ。結局、僕らはカクテルを味わうことができなかった。 悔しいので材料をメモってきた。いつかBAGUでシモあたりに作ってもらおう。

  白ワイン、レモンジュース、ブルーキュラソー、グレープフルーツ、スミレリキュール
それぞれの分量はもちろん不明。皆さんも試しに作ってみてはいかが。
BNライブ後の楽しみかた
ライブ終了後のBN。お酒は飲めないものの他のクラブと同様にCD販売とサイン会&握手会などは行われていた。 今宵も結構な列ができている。その横にはTシャツ、ビアタン、携帯ホルダーなどの「ブルーノートグッズ」を売るコーナーもあった。 シモや大野先生は記念グッズを購入。BNにはBNなりの楽しみ方があるようだ。 ファンの間に入って気軽に談笑するヒデピーや、フルピーの姿も見える。 岐阜チームはお先に失礼したが、例によって例のごとくプチオフ会もしっかり執り行われたらしい。 熱帯夜の栄の雑踏にもまれながら、ユカピー2度目の登場を夢想しつつ家路に就く4名。 これでBNの流儀も把握できた。次回のファーストオーダーはビールでも水割りでもない。 誰が何と言おうと「ブループレリュード」だ!同じ失敗は繰り返しません(笑)。

赤坂由香利トリオ
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