BAGU TOPICS 1998年05月05日

リーベ・パルツェ吉祥寺ジャズコンテスト制覇!

リーベ・パルツェ
お馴染みBAGUのハウスバンドの偉業をご紹介
毎月第1土曜にBAGUで演奏してくれる百本麻衣ちゃん、新谷卓也くん、田中領くんの3人。 今では社会人の彼らもかつては、岐阜大学ジャズ研で腕を磨き合った同期の仲間同士である。 医師として多忙な毎日を送る彼らにとって、BAGUは唯一定期的に、自由にジャズを演奏できる場所。 そんな彼らの実力をもっとも客観的に紹介できるエピソードが、卒業記念に応募したとあるジャズコンテストの成績である。 BAGUではこんな実力派バンドが毎月さりげなーく本物のジャズを奏でているのだ。

各賞総なめのコンテスト荒らし状態!

<グランプリ> (トロフィー、賞金10万円、オリエントギフト券4万円、サッポロビール1年分)
  リーベ・パルツェ

<優 秀 賞> (トロフィー、賞金3万円、サッポロビール6ヶ月分)
  リーサラスペシャルビッグバンド

<オーディエンス賞> (賞金2万円、サッポロビール4ヶ月分)
  毒バンド

<ベストプレーヤー賞> (国内往復航空券(ペア))
  新谷卓也(p)

<個 人 賞> (サッポロビール2ヶ月分)
  百本麻衣(vo)
  西田義宏(b)

<審査員特別賞> (トロフィー、ポータブルMD)
  ISO2

<ジャズライフ賞>
  森田英介(p)

第13回吉祥寺音楽祭 ジャズコンテスト本選大会参加バンド(出演順)

 げんぞうバンド  向井志門(as)、中村たかと(p)、滝幸一郎(ds)、西田義宏(b)
各種イベントに参加し、バップからモードまで幅広くこなします。 Jazz以外(Funkなど)もレパートリーです。
 生田勝之&フレンズ  生田勝之(ds)、森田まり子(fl)、高嶋耕司(p)、磯部英貴(b)
あるジャズクラブで知り合った4人が、ジャズコンに応募しようということで結成しました。 バンドを組んで日が浅いのですが、フルートカルテットというめずらしい構成のジャズを聴いて もらえたらと思います。
 ISO2  磯成夫(g)、磯侑季乃(vo)
社会人であり、父であり、母である。 だからこそできるアイデア、サウンドに注目してほしいです。
 毒バンド  岡田義満(ts)、須賀太郎(p)、宮岡慶太(ds)、渡辺直樹(b)
他大からの大学Jazz研出身者によるバンド。 数々のセッションを通し最強メンバーに。 カッコイイ音楽の毒気をビーバップスタイルで追求しています。
 荒武グループ  荒武裕一朗(p)、佐久間高広(b)、飯塚理恵(ds)
音楽に対し同じ感性を持つ3人が集まり同じコンセプトでインプロヴァイズします。 ぜひ3人の会話に耳を傾けて下さい。
 リーサラスペシャル
  ビッグバンド
 
トランペット、トロンボーン、サックス、ベース、ギター、ドラムによるビッグバンド。 メンバーが何人になるか当日になってみないと解りません。 社会人の集まりのため、転勤や結婚等でのメンバー出入りが多いのですが何とか結成13年目 にはいって続いています。
 Rapidly
  (ラピドゥリー)
 橋場宏之(tb)、白土幾美(p)、宇野祥二(b)、澄本省吾(ds)
出来立てほやほや1ケ月余りのBandですが、ガンバッテます! バンド名のように演奏ズンズンやってます。
 Big John  森田英介(p)、箭島裕治(b)、平川象士(ds)
トリオを結成して日は浅いが、ラテンやファンクの要素を多く取り入れたジャズを 思いっきり演奏します。
 Liebe Parze  新谷卓也(p)、田中領(b)、富岡麻衣(ds)、百本麻衣(vo)
岐阜大学コンボジャズサークル”Liebe Parze(リーベ=パルツェ)”です。 学生生活の思い出に、このコンテストに応募します。 ジャズを始めて数年足らずの未熟な演奏ではありますが、熱いジャズ魂は誰にも負けない気持ちです。 どうぞよろしくお願いします。
 板垣光弘トリオ  板垣光弘(p)、石井充(b)、北村大助(ds)
大学時代の仲間なので息はピッタリ。 今回は永遠のスタンダードナンバー”枯葉”をPiano Trioで表現しました。

審査員 : 沢田駿吾、加藤茂樹 他

ゲスト : 鈴木宏昌(p)カルテット(原朋直(tp) 桜井郁雄(b) 関根英雄(ds))+道子(vo)

☆ ☆ ☆
ジャズライフ誌でコンテストの模様が紹介されました(1998年7月号)

毎年ゴールデン・ウィーク最終日に行われ、今回で13回を数える”吉祥寺音楽祭 ジャズコンテスト”が今年も五月晴れのもと、 東京都武蔵野市の武蔵野公会堂で行なわれた。毎回、多数のテープによる応募の中から、1次審査を通過した10組のアマチュア・ミュージシャンたち によって繰り広げられるこのコンテスト。参加者は大学のジャズ研でならした強者や結成13年のビッグバンド、プロの卵、あるいは 夫婦のデュオと、その層は幅広い。演奏される曲も、「枯葉」や「星影のステラ」などのスタンダード・ナンバーからオリジナル曲までと多様だ。 また、バンドの編成も、ピアノ・トリオ、フルートやトロンボーンをフロントに据えたクァルテット、前述の夫婦によるギターとヴォーカルのデュオなど、 ヴァラエティに富んでいた。今回特に目を引いたのはウッド・ベースでの参加者の数で、10バンド中7人がウッドを使用しており、 そのレヴェルも審査員の沢田駿吾氏いわく「水準が高くびっくりしている」とのことだった。エレクトリックとは異なった、ウッドならではの 温かみのあるサウンドが高い人気を誇っていることを再認識させられた。

このコンテストには毎回、最優秀バンドに贈られるグランプリ、次点の優秀賞、観客の投票によって選ばれるオーディエンス賞、 最も優れたプレーヤー個人に贈られるベスト・プレーヤー賞、ジャズライフ賞などが設けられている。今回それらの賞をほぼ独占する形 となったのが、岐阜大学の学生からなる”Liebe Parze(リーベ=パルツェ)”だった。大学に入ってからピアノを始めたという 新谷卓也さんは、その類稀なセンスでベスト・プレーヤー賞に、そして艶やかな歌声で観客を魅了したヴォーカルの百本麻衣さんは個人賞に、 そして新谷さんのオリジナル「a.m.2:00」と、百本さんの歌う「Time After Time」で、同バンドはグランプリの栄誉にも輝いた。 メンバーは医学部に在学中とのことだが、将来医師になってもジャズをプレーする楽しさを忘れず、演奏を続けていってほしい。 設けられた賞の多くを獲得したのは”Liebe Parze”とその面々だが、その他のバンドの実力も伯仲しており、誰にどの賞を贈るのかは 毎回審査員の頭を悩ませるところ。本大会に出演できるバンドは、さすがに多くの応募を勝ち抜いただけあってレヴェルが高い。別枠の 沢田駿吾氏のコメントにもあるように、回を重ねるごとに参加応募の数が増え、また、その数に比例してレヴェルもアップしているこのコンテスト。 そうそう簡単に栄冠を勝ち取ることはできないが、来年はこの記事を読んでいるあなたが、名誉あるトロフィーを手にしているかもしれない(!?)。 その日のために、たった今から、さぁ練習開始だ!


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